- 英語の本がつまらなくて、読み進められない…
- 多読するためのポイントやコツはある?
- 多読にピッタリな教材は?
オンライン英会話を受講している様子
我が家ではこれまで20社以上のオンライン英会話を体験し、主人は英語の学び直し・子どもは3才~おうち英語をスタートさせています♪
英語の本を読むには、語彙力や文法の知識が必要です。良い教材でも、自分の興味がないものは読み続けられません。
この記事では、英語多読の基礎知識と継続するための重要ポイントを解説しています。記事を読み、実践すると、英語多読を楽しく続けることができ、語彙力や読解力が向上します。
多読は量をこなすことが重要なので、完璧を求めないでください。レベルに合った興味のある教材を使いましょう。苦手な部分は飛ばして読み続けます。目標を立て、楽しく学習しましょう。

英語多読の基礎知識

英語多読は、読解力や語彙力、文法知識を増やし、言語能力を向上させる学習方法です。リーディングスピードの向上や長文問題への対応能力が強化されて、テストや実用的な場面で英語能力が向上します。
英語多読とは?
英語多読は、英語学習において量をこなすことに焦点を置いた読解法です。自分にとって簡単で楽しめるレベルの英文を選び、ストレスを感じずに読み進めるのが大切です。
理解できない部分があっても飛ばし、辞書の使用は避けましょう。英語に親しむことで自然な過程で学習が進みます。
英語多読のメリット
英語多読のメリットは語彙力の向上です。さまざまな文脈で用いられる単語に触れると、言葉の意味や適切な使い方の理解が可能です。
他にも次のようなメリットがあります。
- 読解力が向上する
- 文法への自然な理解ができる
- リーディングスピードが向上する
- 長文読解に慣れる
多読を続けると、さまざまな文化や表現に触れて英語圏の文化や価値観を理解できます。英語に対する自信がつき、学習へのモチベーションの維持が可能です。
» 英語リーディングの勉強法
英語多読を始める前に理解しておくべきポイント

英語多読を始める前に理解しておくべきポイントがあります。
以下の3つのポイントが重要です。
- 精読と多読の違いを知る
- 適切なレベルを選定する
- 英語多読の心構えを持つ
ポイントを押さえると効果的に多読を行え、英語力を伸ばすことが可能です。
精読と多読の違い
英語学習においては精読と多読という二つの異なる方法があります。
精読は以下のような点を重視します。
- 語彙や文法構造の詳細な分析を行う
- 学術的な素材や難解な文書に適用される
- 時間を必要とするが深い理解ができる
多読は以下の点を重視してください。
- 量をこなすのを目的とし、スピードを重視する
- 内容理解に重点を置き、未知の単語や表現を推測しながら読む
- リーディングのスキルアップと読む楽しさを追求する
英語力や学習目標に応じて最適な方法を選び、読解方法を組み合わせると効果的にスキルアップできます。
適切なレベルの選定

英語多読を成功させるために自分のレベルに合った教材を選びましょう。ストレスなく読めるレベルで始めると、学習のモチベーションを維持できます。
レベルチェックテストの利用、自己評価を通じて適切な教材を見つけてください。「簡単すぎず、難しすぎない」読み物を選ぶ基準は、読める単語が全体の98%以上を占める教材です。
読解が難しいときは、レベルを下げてください。読解が簡単すぎると感じた場合は、レベルを上げましょう。
英語多読の心構え
英語多読を始める際は読むこと自体を楽しむ心構えが重要です。理解できない部分があっても完璧な理解を目指さず、要点をつかみましょう。
以下の3つのポイントを参考にしてください。
- 多読は楽しむ
- 間違いを恐れずに意味を推測する
- 量をこなすと自然と語彙や文法が身につく
自分のペースで読み、読書を習慣にして楽しみながら続けましょう。
英語多読を成功に導く5つのルール

英語多読を成功に導く5つのルールは、英語力を向上させるために重要です。多読に挑戦するときは理解して取り組みましょう。
読書をする際は以下の点に注意してください。
- 辞書を使わずに読む
- 返り読みをしない
- 興味や関心に基づいた教材を選ぶ
- 苦手な部分は飛ばして読む
- 定量的な目標の設定と読書計画を立てる
ルールを守ると、多読を楽しみながら英語力を上げられます。
辞書を使わずに読む
辞書を使わないことは、英語多読の重要なルールです。辞書を使わずに読むと、コンテキストから意味を推測するスキルが身につきます。
わからない単語は文脈から意味を推測し、読書を続けます。辞書を引かずに読む習慣で自然と語彙力が向上し、読むスピードも速くなります。
読書時のストレスを減らし、学習を楽しみながら進めることが可能です。
返り読みをしない

英語多読において返り読みをしないで先に進むのは重要です。返り読みをすると読解スピードの低下やテキストの流れを見失います。
一部が理解できなくても、飛ばして全体の流れを掴む方が英語多読には効果的です。読書の楽しみを感じやすく、総合的な理解力も自然と向上します。
適切なレベルの書籍を選ぶと返り読みの必要性が減り、集中力が持続して長期的に見ても学習効果があります。
興味関心に基づいた教材を選ぶ
英語多読において興味関心に基づいた教材の選択は重要です。自分の好きな内容であれば読書が楽しくなり、学習へのモチベーションが維持しやすいからです。
選ぶポイントは次の2つを参考にしてください。
- 読むと自分がワクワクすることを基準にする
- 小説、実用書、雑誌の記事、漫画など、形式は関係ない
個人の関心に合わせて教材を選べば、読書を楽しみながら語彙力や読解力が自然と身につきます。自分で読みたい教材を選ぶと自発的な学習意欲も高まります。
苦手な部分は飛ばして読む

英語多読において苦手な部分を飛ばして読むのは重要です。難しい単語や文法をすべて理解する必要はないので、ストーリーの流れを把握して楽しみながら読みましょう。
苦手な部分にこだわると読書速度が低下し、やる気も下がります。飛ばしすぎると内容の理解が不十分になる場合もあるため、適度なバランスが重要です。
多読を行う際は読みやすい部分を中心にして、要点を掴むように心がけましょう。
定量的な目標の設定と読書計画を立てる
英語を多読する際は、定量的な目標設定と読書計画が重要です。目標があると何ページ読むという具体的な計画を立てやすくなり、読書の習慣を維持できます。
目標と計画を立てる際は以下を参考にしてください。
- 日常のスケジュールを把握する
- 読書速度を把握する
- 毎日のページ数を設定する
- 短期・中期・長期目標を設定する
- 目標を可視化するために進捗を追跡するシステムを利用する
- 目標達成のための期限を設け、自己責任を強化する
読書速度が予想以上に変わった場合は目標に対して計画を調整し、常に適切な目標を維持してください。
英語多読に適した教材選び

英語多読に適した教材選びは、英語力向上に重要です。自分のレベルに合った教材を選びましょう。レベルに応じた読み物を選ぶことで、読解力を向上させつつ、モチベーションを維持することが可能です。
趣味や関心があるトピックの本を選ぶと学習が楽しくなり、継続のしやすさにつがなります。初心者向けから上級者向けまでの具体的な教材選びについて詳しく解説します。
初心者向け
初心者向け教材の選び方は、簡単な子供向けの物語から始めると良いでしょう。
初心者向けの教材は内容が明瞭で構造がシンプルなため、ストレスが少なく読書の楽しさを実感できます。自分の興味や好みに合った教材を選ぶと、読むモチベーションを維持しやすくなります。
難しい部分は読み飛ばしても問題ないので、自分のペースで読み進めてください。読むことの楽しさを優先し、無理なく続けましょう。
中級者向け

中級者向け教材の選び方は、ミステリーや冒険などストーリー性が高い本を選びましょう。時制の変化や中級レベルの語彙に触れられて、読解力を向上させます。
ニュースや短編記事も日常生活で使用される表現を学べます。英語学習者向けだけでなく、ネイティブ向けの内容も少しずつ取り入れて、リアルな英語表現に触れる機会を増やしましょう。
リスニング力の向上も重要なので、オーディオブックやポッドキャストを活用しましょう。GRレベルやレキシルスコアなどの客観的な指標を使って、理解できる範囲の教材を選ぶことが大切です。
上級者向け
上級者向け教材の選び方は、専門分野の文献や原書、高度な語彙を含む英文小説を選びましょう。教材を通じてネイティブが使用する生の英語に触れ、実践的な英語力を身につけられます。
オーディオブックや英語の映画・ドキュメンタリーの字幕を活用すると、リスニング能力を向上できます。速読技術を鍛えるために、タイムトライアルやページ数を意識した読書をしてください。
さまざまなジャンルや著者に挑戦し、視野を広げることも重要です。
まとめ

英語多読は、語彙の増加や読解力の向上、文法力を自然に習得する学習方法です。多読は量をこなすことが大切であり、自分のレベルに合った教材を選んで楽しみながら取り組みましょう。
多読を進める際は、以下の5つのルールを忘れないようにしましょう。
- 辞書を使わず読む
- 返り読みをしない
- 興味関心に基づいた教材を選ぶ
- 苦手な部分は飛ばして読む
- 定量的な目標の設定と読書計画を立てる
初心者から上級者まで、自分のレベルに合わせた教材を選びましょう。英語多読のポイントを押さえると、楽しみながら英語力を向上できます。
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