- 英語の文法って基礎から学びなおすべき?
- 間違った使い方をして恥をかきたくない…
- 効率良く英語の文法を勉強したい
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世界はますますグローバル化し、英語の文法を正しく理解することの重要性は高まる一方です。この記事では、英語の文法の基礎知識から効率の良い勉強法まで幅広く解説しています。
記事を読むことで、文法の基本から時制の使い分けまで、英語の骨組みをしっかり把握できるようになります。英語の文法をマスターするために、記事を読んで自信をもって学習を始めましょう。
英語文法の基礎知識
英語の文法は、主語と述語で構成されているコミュニケーションの基本になるものです。文法を学習していないと相手に自分の言葉を伝えられず、うまくコミュニケーションが取れません。
英語を学習する上で文法がどれだけ大切かを以下のセクションで解説していきます。
英語文法学習の重要性
相手とうまくコミュニケーションを取るには、英語の文法の学習が必要です。文法を理解することで、誤解を避け、相手に明確な意図を伝えられます。
英語教育では文法が評価の基準の一つとして厳しく見られることが多いです。学術的な文章やビジネス英語に必要とされる場面が多く、公式の英語試験で高いスコアを取るためにも必要な学習でしょう。
グローバルな職場での就職やキャリアアップに役立つことも、文法学習の大きなメリットの一つです。ネイティブスピーカーと同等にコミュニケーションを取るためにも、文法知識は欠かせません。
英語文法の効果的な学習方法
効果的な学習方法は、継続的かつ実践的に取り組むことです。具体的な学習方法は以下のとおりです。
»英語の勉強法完全マスター
- 定期的な復習スケジュールの設定
- 実用的な文法練習問題の解決
- オンライン英会話やアプリの活用
- 例文を用いた文法ルールの理解
- 継続的な書き取り練習
- 英語の映画や書籍を通じた学習
- 言語交換パートナーとの練習
- 文法のエラーを訂正するツールの使用
- 英語で日記を書く習慣
- 語彙と文法を組み合わせた学習アプローチ
- ネイティブスピーカーの音声分析
- 英語教師やチューターからのフィードバック
- オンラインフォーラムやコミュニティへの参加
- ゲームやクイズを通じた楽しい学習体験
- 学習目標と進捗の追跡
英語の文の構造
英文は主語と述語がないと、文として成り立ちません。主語は人や物、場所など文の話題となるものです。述語は主語の行動や状態を説明し、動詞を含む部分です。
英語にはさまざまな文の種類があり、主に以下に記載している3種類の文があります。
- 肯定文
- 主語の後に肯定的な動作や状態を述べる。
- 否定文
- 通常、助動詞と否定語(not)を含み、主語の動作や状態を否定する。
- 疑問文
- 情報を尋ねたり、確認を求めたりする際に使用され、語順が変化することもある。よく使われるのが、疑問詞(who, what, where, when, why, how)や助動詞の逆置。
文章をより豊かに表現するため、節や句を用いて情報を追加したり、直接話法と間接話法で文の形を変えたりすることもあります。英語の文構造を理解することは、英語の習得において極めて重要です。
主語と述語
文を正確に理解するためには、主語と述語の特定が重要です。
主語は、文中で何について話されているかを示す言葉であり、動物や人、物事が該当します。主語は名詞や代名詞で示され、普通は文の先頭に置かれますが、状況によっては位置が変わることもあるので注意してください。
述語は、主語の行動や状態を表す言葉で、主に動詞で表されます。主語の後に続き、文の意味を完結させる役割があることを覚えましょう。
関連記事:「英語の主語と述語」の基本をマスター!英文の構造が一目でわかる完全ガイド
肯定文、否定文、疑問文
英文には肯定文、否定文、疑問文と大きく分けて3種類の文があり、異なる役割をもっています。
- 肯定文
- 何かを述べたり、事実を伝える際に使われる。
例:She is a teacher. (彼女は先生です。) - 否定文
- 何かが事実ではないことを示すために用いられる。
例:She is not a teacher. (彼女は先生ではありません。) - 疑問文
- 情報を求めたり、相手の意見を聞いたりする際に使用する。
例:Is she a teacher? (彼女は先生ですか?)
疑問詞(whatやwhereなど)を使ったり、話者の心理的態度を表す特殊疑問文(Canなど)も使ったりします。
英語の文を適切に使い分けることは、スムーズなコミュニケーションを取るために重要です。文の形式を理解し、適切な文を使って意図を明確に伝えられるようになりましょう。
» 英語の疑問文の作り方を徹底解説
英語の品詞の理解
品詞とは、単語が文の中でどのような役割をもつかを示すもので、正しい英語を話すための土台となります。品詞を勉強すれば、単語の意味を覚えられるだけでなく、英文を作る際にも正確な文法で組み立てられるようになります。
- 名詞
- 人や場所、物、事柄、概念を指す言葉
- 代名詞
- 名詞を置き換える言葉で、文脈で明確な対象を指す
- 形容詞
- 名詞や代名詞を修飾し、色や大きさ、質などを表す
- 動詞
- アクションや状態を表し、文の主要な述語となる
- 副詞
- 動詞や形容詞、他の副詞を修飾し、方法や時、場所、程度などを表す
- 前置詞
- 名詞や代名詞と組み合わさり、時間や場所、方向などの関係を示す
- 接続詞
- 単語や句、節を接続し、文脈の流れをスムーズにする
- 冠詞
- 特定または不特定の名詞を紹介し、the(定冠詞)、a/an(不定冠詞)がある
名詞
名詞は人や場所、物、事柄、概念を表す単語です。目に見える物や人だけでなく、感情や考えなどの見えないものも含まれます。具体的には「dog」は犬を「happiness」は幸せを「idea」は考えを示す名詞になります。
名詞は、コミュニケーションに欠かせない「誰が」「何を」「どこで」という疑問に答えられる品詞なので非常に重要です。名詞を多く覚えることで、新しい単語が増え、表現の幅が広がります。
関連記事:【英語の名詞を使いこなす!】初心者から上級者まで役立つ名詞の知識
代名詞
代名詞は名詞の代わりに使われる単語です。文中での役割や機能に応じて以下の代名詞があります。
- 主格
- I, you, he, she, it, we, they
- 目的格
- me, you, him, her, it, us, them
- 所有代名詞(形容詞的用法)
- my, your, his, her, its, our, their
- 所有代名詞(名詞的用法)
- mine, yours, his, hers, its, ours, theirs
- 反射代名詞
- myself, yourself, himself, herself, itself, ourselves, yourselves, themselves
- 相互代名詞
- each other, one another
- 疑問代名詞
- who, whom, whose, which, what
- 不定代名詞
- anyone, anybody, someone, somebody, everyone, everybody
- 関係代名詞
- who, whom, whose, which, that
代名詞には一人称や二人称、三人称の区分が存在し、誰が行動しているか、誰について話しているかを示します。代名詞の使い方は文脈に大きく依存し、曖昧さを避けるためには先行詞と一致させることが大切です。
適切に代名詞を使うことで、文章は自然で読みやすくなり、話者の意図が正確に伝わります。
»三人称単数の基本ルールを解説
形容詞
形容詞は名詞を修飾し、特徴を明らかにする重要な役割をもちます。形容詞はさまざまな種類に分けられ、質的形容詞は品質を、数量形容詞は数量を表します。
形容詞は修飾する名詞の前に置かれますが、文中で補語として使われる際は動詞の後ろに来ることもあるので注意してください。他にも以下のような特徴があります。
- 形容詞の比較級と最上級:程度の差を表すために、原級や比較級、最上級の形を用いる
- 形容詞の不規則変化:一部の形容詞は規則通りに比較級や最上級を作らず、特別な形がある
- 形容詞の順序:複数の形容詞が名詞を修飾するときは、特定の順序に従って並べられる
- 形容詞の修飾範囲:形容詞はひとつの名詞だけでなく、名詞句全体を修飾することもある
- 形容詞句:形容詞に前置詞句や副詞が伴って形成される拡張された修飾表現となる
- 形容詞の省略:文脈によっては、修飾する名詞が省略され、形容詞だけで名詞句を構成する場合もある
- 形容詞の語尾:一部の形容詞は名詞の性別や数によって語尾が変化する言語も存在する
形容詞は文に具体性を加え、意味を豊かにするため、非常に重要です。
関連記事:【英語】形容詞の使い方完全ガイド!初心者から上級者向けの単語リスト&活用法
動詞
動詞は行動や状態を表す単語です。具体的に何をしたのか、どのような状態にあるのかを伝える述語の役割を果たします。 動詞は時制によって以下のように形を変えるので、使い方に注意が必要です。
- 現在形:walk
- 過去形:walked
- 進行形:walking
以下のように不規則に変化する動詞もあります。
- 現在形:go
- 過去形:went
- 進行形:gone
動詞には、自動詞と他動詞の2種類が存在し、自動詞には目的語がない一方で、他動詞には目的語が必要です。時制を変化させたり、助動詞と組み合わせることで、意味の変化を生じさせたり、行動がいつ起こったかを明確にできます。
文の中で疑問文や否定文を作る際にも重要な役割を担います。他にも動詞は不定詞や動名詞、分詞と形を変えながら使うことが多いので、混乱しないようにしっかり勉強しましょう。
» 「Do」と「Does」の違いとは?
副詞
副詞は時間や場所、頻度、方法、程度などの情報を伝えるために使われます。副詞は動詞や形容詞、他の副詞を修飾しますが、副詞を文中でどこに置くかは注意が必要です。副詞の位置によっては文の意味が変わってしまう可能性もあるので、注意してください。
比較級や最上級を使って副詞の程度を変えることも可能です。「速く」「もっと速く」「最も速く」というように、同じ副詞でも状況に合わせて変化させられます。疑問副詞は、「どこで」「いつ」「なぜ」といった何かを尋ねたいときに疑問文を作る際にも使います。
副詞は文末や文の中間に置かれることが多いです。感情や態度を表現したいときには文の初めに置くこともあります。副詞を使いこなすことで、英語の表現がより豊かになり、正確な情報を伝えられます。
»英語の副詞を徹底解説
前置詞
前置詞は場所や時間、方向などを表すために名詞や代名詞の前に置かれ、時間や場所などの関係を示す品詞です。日本語と英語では前置詞の用法が異なるので、使い方を間違えると意味が伝わらないリスクがあります。前置詞を使う際は注意してください。
前置詞には以下のような種類があります。
- 場所を示す前置詞
- at, in, on
- 方向を示す前置詞
- to, through, into
- 時間を示す前置詞
- before, after, during
- 関係を示す前置詞
- of, with, without
前置詞は慣用句や熟語の中でも重要な役割を担っています。同じ単語であっても前置詞が変わると意味が大きく異なるため、注意が必要です。適切な前置詞選びは文脈を理解することが不可欠で、普段から英語に触れ、前置詞を自然に使えるよう練習しておきましょう。
接続詞
接続詞は、文章をスムーズにし、意味をはっきりさせる役割があります。英文を書く際には、文や節をつなぐために接続詞が使われます。接続詞には、等位接続詞と従位接続詞の2種類があるので覚えておきましょう。
- 等位接続詞(2つの単純な文を複合文にする役割):and, or, but, for, nor, so, yet
- 従位接続詞(原因や条件、譲歩などを表す文を作成する役割):because, although, since, unless, while
接続詞は間違った使い方をすると文の意味を変えてしまうリスクがあるため注意が必要です。文の意図や文脈に合わせた正しい使い方をしましょう。
冠詞
冠詞は、基本的に定冠詞(the)と不定冠詞(a,an)の2種類で構成されている品詞です。「the」は特定のものや話題に上がったものに使われます。「a」は子音音で始まる単語の前に、「an」は母音音で始まる単語の前に置かれます。「a」や「an」は一般的なものや初めての話題にする名詞に使われます。
注意しておきたいのが、すべての場面で冠詞を使うわけではないことです。抽象名詞や複数形の名詞で一般的な概念を表すときや、固有名詞、国名、言語名など、特定のケースでは冠詞は省略されます。
冠詞の使用はとくに複雑で、文脈に応じた適切な使い方を身につけるためには日常的に勉強しましょう。
» 英語の複数形のルールを解説
» 「a」と「the」の使い分けのコツを解説!
英語の時制
英語を学ぶ上で時制の理解は非常に重要です。時制は、話している内容がいつ起こるのかを表すために使います。各時制がどのようなシチュエーションで使われるかを理解すれば、英語のコミュニケーションをスムーズになります。
各時制の使用理由と例
時制は、話している行動や出来事がいつ起こったのかを示すために使われます。英語には多くの時制があり、役割と使い方が異なるので注意してください。
- 現在形
- 一般的な事実や習慣的な行為に使用。
例:He eats breakfast every morning.(彼は毎朝朝食を食べます。) - 現在進行形
- 現在進行中の行為や近い未来の計画に使用。
例:She is studying for her exams.(彼女は試験のために勉強しています。)
»現在進行形完全ガイド - 過去形
- 過去に完了した行為や状況に使用。
例:They visited the museum yesterday.(彼らは昨日、博物館を訪れました。) - 過去進行形
- 過去の特定の時点で進行していた行為に使用。
例:I was watching TV when you called.(あなたが電話したとき、私はテレビを見ていました。) - 現在完了形
- 過去のある時点から現在まで続く行為や状態、または過去に発生し現在に影響を与える行為に使用。
例:We have lived here for five years.(私たちはここに5年間住んでいます。) - 現在完了進行形
- 過去に始まり現在まで続く、もしくは最近完了した進行中の行為に使用。
例:He has been working all day.(彼は1日中働いています。) - 過去完了形
- 他の過去の行為より先に完了した行為に使用。
例:She had finished her homework before she went out.(彼女は出かける前に宿題を終えていました。) - 過去完了進行形
- 過去のある時点より前に始まり、過去の時点でまだ続いていた行為に使用。
例:They had been playing tennis for an hour when it started to rain.(彼らは1時間テニスをしていたところ、雨が降り始めた。) - 未来形
- 予測や意図、もしくは将来の行為や状況に使用。
例:He will travel to New York next week.(彼は来週ニューヨークに旅行する予定です。) - 未来進行形
- 将来の特定の時点で進行中になる行為に使用。
例:This time tomorrow, I will be lying on the beach.(明日の今頃、私はビーチに横たわっているでしょう。) - 未来完了形
- 将来のある時点までに完了する行為に使用。
例:By the end of this month, I will have completed the project.(今月末までにそのプロジェクトを完了する予定です。) - 未来完了進行形
- 将来のある時点まで続く予定である長期の行為に使用。
例:By 2025, she will have been working with the company for a decade.(2025年までに、彼女は同社で 10年間勤務することになります。)
さまざまな時制を使い分けることで、話している出来事がいつ起きたのか、または起きるのかを正確に伝えられます。
過去形、現在形、未来形の使い分け
英語の時制を使い分けることは、時間に関する情報を伝える上で必要です。
- 過去形
- 過去の出来事や経験を述べる際に使用
- 現在形
- 現在進行中の行動、習慣、一般的な真実を表す
- 未来形
- 将来の予定や意図、予測に使う
過去形と現在形の混合は時制の一貫性を失わせる原因となるので気をつけましょう。完了形を使うことで、過去から現在まで、あるいは未来のある時点まで続いていることを示せます。
まとめ
英語の文法について以下のように解説してきました。
- 文は主語と述語で構成され、コミュニケーションの基本。
- 文法は、明確なコミュニケーションと学術的、ビジネス英語の習得に必須。
- 定期的な復習や実用的な練習、オンラインリソースの活用が効果的な学習方法。
- 主語と述語や肯定文、否定文、疑問文の理解は、正確な意図の伝達に必要。
- 名詞や代名詞、形容詞、動詞などの品詞の理解は、文の正確な構築に役立つ。
- 時制の適切な使い分けは、話の内容がいつ起こったかを正確に伝えるために重要。
英語で円滑にコミュニケーションを取るには、文法の理解が非常に重要です。日常会話やビジネスでは、正確な意思疎通が求められるため、文法の基本的なルールを把握し適切に使いこなす必要があります。
文の構造を正しく理解し、品詞の役割や時制の選択を適切に行うことで、英語力の向上が期待できます。文法の基礎から応用までを身につけて、自信をもって英語を話せるようになりましょう。
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