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- 今の勉強法では間違っているのかな…
- リスニング力を上げるための正しい学習法が知りたい!
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我が家ではこれまで20社以上のオンライン英会話を体験し、主人は英語の学び直し・子どもは3才~おうち英語をスタートさせています♪
多くの方が英語リスニングに苦手意識を持っています。理由をご存じでしょうか?
この記事では、リスニングが苦手な理由を解説し、改善のための具体的な練習方法を紹介します。記事を読めば英語リスニングスキルを効率的に向上させる手順を理解できます。
初心者でもすぐに実践可能な内容ばかりです。英語リスニングスキル向上を目指す方はぜひ参考にしてください。
英語リスニングが苦手な理由
英語リスニングが苦手な理由は複数考えられます。
- 単語の知識不足
- 文法の理解不足
- 発音と聞き取りのギャップ
- リスニングに対する心理な壁
単語の知識不足
英語リスニングで苦労する最大の原因が、単語の知識不足です。
単語を知らないと、話されている内容の意味を理解しづらくなります。ネイティブスピーカーが速いスピードで話している際に知らない単語に遭遇すると、理解が妨げられかねません。
単語の意味を理解するのが遅れると、次の話題に移っても頭が理解できなかった単語でいっぱいになります。リスニングの途中で話についていけなくなりかねません。新しい単語に出会う頻度は個々の英語レベルによって異なります。レベルが低いと新しい単語に出会う頻度が多くなり、理解が妨げられるでしょう。
単語の知識が少ないと、次にどんな単語が来るのかを予測する能力も低下します。予測ができれば理解しやすくなりますが、予測できないとリスニングの難易度は上がります。
単語力はリスニングの上達において重要な役割を持つといえるでしょう。
文法の理解不足
文法の理解不足も、英語のリスニングが苦手な理由の一つです。
基本ルールを正確に学んでいないと、文章の構造を正しく把握できなくなります。時制や条件文、比較級などの複雑な文法構文の識別と理解に苦労することもあるでしょう。
助動詞や前置詞の微妙なニュアンスを聞き分けるのも、文法知識が不十分だと困難です。長文や複雑な文を聞く際、文法の理解が追いつかず、誤った解釈をしてしまうこともあります。
言葉を聞き取れても正確に意味を解釈することができない点が、文法の理解不足最大の問題です。
発音と聞き取りのギャップ
英語のリスニングが難しいと感じるのは、発音と聞き取りのギャップも一因です。
日本語と英語では発音が異なります。英語独特のリズムやアクセントがあるため、聞き取るのは決して簡単ではありません。英語特有の連音や省略はスペルと異なる発音となります。聞いた内容がスペルと一致しないこともあるでしょう。
ネイティブスピーカーが早口で話すと、発音と聞き取りのギャップはさらに顕著になります。同じ発音で異なる意味を持つ単語も多く、文脈を理解する力が求められます。学校で学んだ英語と実際の会話の発音には差があるため、聞き取りに苦労する方もいるでしょう。
音の弱化や連結も聞き取りを困難にします。音の弱化や連結により音が弱まったり組み合わさったりします。
発音と聞き取りのギャップを埋めるには、英語の特徴を意識した練習が重要です。
» 英語が聞き取れない原因と対策
リスニングに対する心理的な壁
リスニングに対する心理的な壁は大きな問題です。多くの英語学習者が過去の失敗による恐怖や不安を抱えており、リスニングスキル向上を妨げています。
聞き取れないことへのストレスやプレッシャーも、心理的な壁を作り出す要因です。自己評価が低く、失敗を恐れる傾向が強い人は、リスニングを避けがちです。他人と比較して落ち込む感情もやる気を削ぎます。完璧を求めすぎて間違えることが怖くなり、リスニングの練習をやめてしまうこともあるでしょう。
心理的な壁を乗り越えることが、英語リスニングスキルを向上させる上で非常に重要です。リスニングスキルを効果的に向上させる練習方法を紹介していきます。
英語リスニングスキルを改善する練習方法
英語リスニングスキルを改善するには、効果的な練習方法を取り入れるのが大切です。
- ディクテーション:聞いた英語を書き取る。
- シャドーイング:話し手の発話をほぼ同時にまねて話す。
- オーバーラッピング:話し手の発話を少し遅れて繰り返す。
- リピーティング:聞いた内容を何度も聞き返し、正確に理解する
ディクテーション
ディクテーションは英語リスニングスキルを改善する上で有効な練習方法です。ディクテーションでは、短い音声や映像を聞いて、正確に内容を書き取る訓練をします。短い音声から始め、自分が正確に聞き取れるまで何度も繰り返しましょう。
最初はスクリプトなしで書き取りに挑戦します。書き取りが終わったらスクリプトを確認して自分の間違いを修正します。聞き取れなかった部分を繰り返し練習するのが重要です。定期的にディクテーションをすれば、英語リスニングスキルは向上していきます。
シャドーイング
シャドーイングは効果的な練習方法です。リスニングとスピーキングのスキルを同時に鍛えられます。英語のリズムやイントネーションを体で覚えることもできます。発音の正確性向上やネイティブスピーカーの自然な話し方の学習に有効です。
最初はゆっくりしたスピードの音声教材で練習を始めましょう。徐々に速度を上げたり、異なる種類の音声素材を使用したりして、多様な発音やアクセントに慣れましょう。長期的に取り組めばリアルタイムのコミュニケーション力の向上にもつながります。
オーバーラッピング
オーバーラッピングはリスニング練習の一手法です。話し手の発言に聞き手が重ねて発音します。
オーバーラッピングでは、聞き取りと同時に発話を行うことで英語の発音パターンを身に付けられます。自然なリズムやイントネーションを習得しやすくなる点もメリットです。
話し手の速度に合わせ、正確に語句の発音するようにしましょう。オーバーラッピングを積極的に行えば、英語の聞き取り能力と発音能力を同時に向上させられます。
» オーバーラッピングの効果を高めるコツと教材を選び方を解説!
リピーティング
リピーティングは英語リスニングの練習方法の一つです。聞き取り能力を効果的に高められます。耳が英語の音に慣れ、発音のパターンやリズムが自然に身に付けられるためです。
同じ映像を何度も繰り返し聞けばリスニングの正確性が向上します。集中力や理解力も自然と鍛えられます。特に短い音声を使用したリピーティングは、忙しい日常の中でも取り組みやすいです。短時間で効率的に学習を進められるでしょう。
リスニングスキルを向上させる上で、リピーティングは試す価値がある練習方法といえます。
英語リスニングスキルを強化するステップ
英語リスニングスキルを強化するには、効果的なステップを踏んで練習することが重要です。
- 自分のレベルと目標を明確にする
- 継続可能な学習習慣を作る
- 聞き取りにくい音や単語に焦点を当てる
- 英語思考を身につける
ステップを踏んで学習を進めれば、英語のリスニングスキルを確実に向上させられます。
ステップ1:自分のレベルと目標を明確にする
自分の英語リスニングレベルを知ることが、上達への第一歩です。現在のレベルを正確に把握すれば、どんな練習が必要かが明確になります。目標を設定する際は、具体的で現実的なものを選ぶことが大切です。
「海外旅行で基本的な会話が話せるようになりたい」「英語の映画を字幕なしで楽しみたい」「TOEICのスコアを上げたい」などの具体的な目標から始めるとよいでしょう。
短期と長期の目標を設定し、それぞれの目標を達成するための計画を立てます。長期の目標を小さなステップに分けて細分化すれば、モチベーションを保ちやすくなります。進捗を定期的に振り返り、必要に応じて目標を修正することも重要です。
自分のレベルと目標を明確にすれば、英語リスニングスキルを効果的に強化する土台が築けます。
ステップ2:継続可能な学習習慣を作る
学習を継続するには、継続可能な学習習慣の構築が大切です。習慣化すれば、着実に英語力が向上します。
毎日同じ時間にリスニング練習をするのがおすすめです。リスニング練習が日常の一部になります。自分に合った学習量を見つけることが、長期間にわたる学習の成功につながります。
進捗を確認するツールを使えば学習の進捗が一目でわかり、モチベーションが維持できるでしょう。リスニング教材を複数使えば、飽きずに学習を続けられます。疲れを感じた時は適度に休息を取りつつ、継続する心掛けが重要です。
友人や学習コミュニティに参加して交流することも継続につながります。自分へのご褒美設定はモチベーションを保つ上で有効です。
ステップ3:聞き取りにくい音や単語に焦点を当てる
英語のリスニング練習においては、聞き取りにくい音や単語に焦点を当てることが大切です。聞き取りにくい音や単語に焦点を当てれば、リスニングスキルの向上につながります。特定の音や単語が理解できると、総合的なリスニングの質も向上するためです。
「th」の音や「r」と「l」の区別など、英語の話し手にとって難しい音があります。難しい音を正しく聞き取れれば、英語の流れをより自然に捉えられます。
日常会話で頻繁に使われる聞き取りにくい単語や熟語をリストアップし、集中的に練習するのも重要です。音声教材を使って、リストアップした単語や熟語をを繰り返し聴けば耳が慣れ、理解が深まります。
シャドーイングやディクテーションを行えば、実践的な力が身に付きます。聞いた内容をまねたり書き取ったりすれば、聞き取りにくい音や単語を正確に捉える力が鍛えられるためです。
» 英単語の覚え方
ステップ4:英語思考を身につける
英語思考を身につけることは、リスニングスキル向上に不可欠です。日常生活で英語を使う習慣をつけるのが効果的です。日常的な思考を英語で行えば、自然と英語のリズムや表現が体に染み込んでいきます。
英語で日記をつけたり、日々の出来事や計画を英語でメモしたりするのがおすすめです。英語での自己表現がスムーズになり、聞き取りやすくなります。
英語での会話を想像して質問や意見を考える練習も有効です。実際に友人やオンラインでの会話などで英語を使うと、リアルなコミュニケーション能力が養われます。ネイティブスピーカーのユーモアや慣用句に触れれば、言語だけでなく文化的な理解も深められます。英語の本質的な理解が進むでしょう。
英語思考を身に付ければ、英語の聞き取りだけでなく、話す、読む、書くなどの他のスキルにも良い影響をもたらします。英語を自分のものとして使いこなせるようになります。リスニングにおいても自然な理解が可能になるでしょう。
英語の夢を見るレベルを目指して、日常生活に英語を取り入れていきましょう。
英語リスニングに関するよくある質問3選
英語リスニングスキルを向上させたいと考えたとき、多くの方が抱える疑問があります。
- リスニングスキルはどのくらいの期間で向上する?
- 異なるアクセントや方言のリスニングにはどう対処すべき?
- リスニング教材を使用する際の注意点は?
リスニング力はどのくらいの期間で向上する?
リスニングスキルの向上に要する期間は、学習環境や取り組み方法によって変わります。継続的な練習がリスニングスキルを改善させる鍵です。
毎日コツコツと効果的な練習を続けましょう。初心者は、数ヶ月の練習を経て基本的なスキルの向上を実感することが多いといわれています。
中級者以上の方は、多様なリスニング教材に触れたり、長期間にわたる集中的な練習が求められたりすることがあります。定期的な振り返りや目標設定も、リスニングスキルを高める上で欠かせません。
短期間の劇的な改善を目指すのはやめましょう。長期的な継続が成功への鍵です。
異なるアクセントや方言のリスニングにはどう対処すべき?
異なるアクセントや方言に慣れるには、様々な音源に触れるのが重要です。多くの異なるアクセントに耳を慣らし、それぞれの特徴を理解すれば、リスニングスキルは向上します。
さまざまな国の英語を話す人々の音声を聴いたり、異なる地域の映画やテレビ番組を視聴したりすることが有効です。幅広いアクセントに触れれば、総合的な聞き取り能力は高まります。
スロー再生機能を使って聞き取りにくい部分を繰り返し聞けば、理解が深まります。字幕を活用すれば聞き取りや理解がしやすくなるでしょう。
練習を繰り返して文脈を捉えることに意識を向ければ、単語一つ一つに囚われなくなります。自然なリスニングスキルが身に付くでしょう。アクセントや方言への適応力を高めるには、継続的な練習が重要です。
リスニング教材を使用する際の注意点は?
リスニング教材を使用する際には、自分に合ったレベルの教材を選ぶことが大切です。適切な難易度の教材を選べば、学習のモチベーションを維持でき、上達にもつながります。
長時間の学習ではなく、短時間の勉強を繰り返すことが重要です。適度な休息を挟めば集中力を維持でき、効率的な学習ができます。
単語の意味に囚われず、文全体の意味を捉える意識が必要です。発音やリズムに慣れ、英語の音の流れを感じるようにしましょう。速度が速すぎる場合は、再生速度を調整できる教材もおすすめです。聞き取れなかった部分は答え合わせで理解を深めましょう。
リスニングだけでなく、他のスキルとの同時練習が英語力向上につながります。進捗を記録し、振り返りながら努力を続けることが大切です。
» 英語の聞き流しの実践方法と適したコンテンツの選び方を解説!
まとめ
英語リスニングへの苦手意識にはいくつかの要因があります。単語の知識や文法の理解不足、発音の違いを認識できないことが原因です。リスニングに対して心理的な壁があることも一因になります
リスニングスキル向上には、ディクテーションやシャドーイング、オーバーラッピング、リピーティングなどが有効です。定期的に振り返り、継続的な学習習慣を作ることが重要です。特に聞き取りにくい音や単語に焦点を当て、英語思考を養いましょう。
リスニングスキルの向上には時間がかかります。異なるアクセントへの適応や、リスニング教材を使う学習時の注意点も理解しておきましょう。
リスニングスキルの強化は、継続的な努力と適切な学習方法の選択が鍵になります。
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