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【英語】複数形のルールを正しく理解できる!初心者向け完全ガイド

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  • 複数形のルールが知りたい!
  • 具体的な複数形の使い分けは?

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英語を学ぶうえで、「複数形」のルールを知ることはとっても大切。でも、意外とその重要性ってピンとこないですよね。この記事では、単数形と複数形の違いや、基本的なルールを分かりやすく解説していきます。

複数形をしっかりマスターすれば、英語の表現力がぐんとアップしますよ。ルールを理解して、自信をもって英語を使っていきましょう!

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英語の複数形とは?

英語の複数形とは、二つ以上の人や物を表すときに使う形です。たとえば、「りんごが一つ」の場合はappleですが、「りんごが二つ以上」ならapplesのように「s」をつけて表します。

英語では単数形と複数形を正しく使い分けることで、「1つなのか?それとも複数なのか?」を相手に正確に伝えることができます。

複数形の作り方にはいくつかの基本ルールがありますが、中には例外や特殊なケースもあるので注意が必要です。

なぜ複数形が必要なの?

英語では、単数形と複数形を正しく使い分けることで、相手に正確な情報を伝えられます。特に以下のような理由から、複数形のルールを理解することが重要です。

  • 数量を明確に伝えられる
  • 誤解を防げる
  • 自然な英語表現ができる

たとえば、「I have a dog.」と「I have dogs.」では、話している内容が大きく異なりますよね?複数形を正しく使うことで、相手に誤解を与えず、スムーズにコミュニケーションが取れるようになります。

単数形と複数形の違い

英語を正しく使うには、単数形と複数形の違いをしっかり理解することが大切です。基本的に、名詞に「s」や「es」をつけると複数形になります。

ただし、「leaf → leaves」のように、単純に「s」をつけるだけでなく形が変化する名詞もあるので要注意。

このように、単数・複数の使い分けによって意味が明確になり、スムーズなコミュニケーションが可能になります。正しい複数形を使って、意図をしっかり伝えましょう!

ルールを覚えよう!複数形の作り方

英語では、複数の物や人を表すとき、必ず名詞の複数形を使います。基本のルールを覚えれば、多くの名詞を正しく複数形にすることができます。

▼まずは基本の複数形ルールを抑えましょう

  • 「s」をつける
    一般的な名詞に適用
  • 「es」をつける
    ch, sh, x, s, zの語尾で終わる単語
  • 「y」を「i」に変えて「es」
    子音+「y」で終わる単語
  • 「o」で終わる名詞は「s」または「es」を付ける
  • 「f」または「fe」で終わる名詞は「ves」に変える

これらのルールを押さえておくと、新しい単語に出会ったときも複数形を推測しやすくなります。次は、具体例を交えながら詳しく解説していきます。

基本は末尾に「s」を付けるだけ

ほとんどの名詞は、語尾に「s」をつけるだけで簡単に複数形にできます。

cat → cats(猫 → 猫たち)
book → books(本 → 複数の本)
car → cars(車 → 複数の車)

このルールは発音もしやすく、覚えやすいので、英語学習の中でも基本中の基本です。

ただし、特定の語尾を持つ単語では「s」ではなく「es」や別の形に変化する場合があるので注意しましょう。

特定の文字で終わる名詞は「es」

語尾が「s」、「sh」、「ch」、「x」、「z」で終わる単語を複数形にする場合、「s」ではなく「es」をつけます。

これは発音しやすくするためのルールです。

単数形複数形
bus
バス
buses
複数のバス
brush
ブラシ
brushes
複数のブラシ
match
試合
matches
複数の試合
box
boxes
複数の箱
buzz
ブザー音
buzzes
複数のブザー音

これらの単語は「s」をつけると発音しにくくなるため、「es」を加えることでスムーズな発音ができるようにしています。

このルールをしっかり覚えておけば、正しい複数形を使いこなせるようになり、英語でのコミュニケーションもスムーズになりますよ。

「y」を「i」に変えて「es」を付ける

子音+yで終わる名詞を複数形にする場合、「y」を「i」に変えて「es」をつけます。このルールは名詞だけでなく、動詞の三人称単数現在形にも適用されます。

▼具体例は次の通りです。

単数形複数形
city
都市
cities
複数の都市
baby
赤ちゃん
babies
赤ちゃんたち
try
試みる
tries
試みる(三人称単数)

ただし、例外もあります。「y」の前に母音(a, e, i, o, u)がある場合は、「y」をそのまま残し、単に「s」をつけます

▼例外の具体例

key → keys(鍵 → 複数の鍵)
toy → toys(おもちゃ → 複数のおもちゃ)
boy → boys(男の子 → 男の子たち)
play → plays(遊ぶ → 遊ぶ)

「o」で終わる名詞は「s」または「es」

語尾が「o」で終わる名詞の複数形には、3つのパターンがあります。

①「s」を付けるパターン
ラジオ:radio → radios
ピアノ:piano → pianos
写真:photo → photos
②「es」を付けるパターン
ジャガイモ:potato → potatoes
トマト:tomato → tomatoes
こだま:echo → echoes
ヒーロー:hero → heroes

③統一されていないパターン
※どちらも使われる
ゼロ:zero → zeros / zeroes 
モットー:motto → mottos / mottoes 

「o」で終わる名詞の複数形には、基本ルールがありつつも例外が多いので、よく使う単語は個別に覚えるのが確実です。

「f」や「fe」で終わる名詞は「ves」に変える

語尾が「f」や「fe」で終わる単語は、複数形にするとき「f」や「fe」を「ves」に変えるルールがあります。

単数形複数形
leaf
leaves
複数の葉
wolf
オオカミ
wolves
複数のオオカミ
knife
ナイフ
knives
複数のナイフ
life
lives
複数の命

しかし、すべての「f」や「fe」で終わる単語が「ves」に変わるわけではありません。「s」をつけるだけの単語も存在します。

▼例外の具体例

roof→roofs(屋根→複数の屋根)
cliff→cliffs(崖→複数の崖)
chief→chiefs(リーダー→リーダーたち)

このように、「f」や「fe」のルールには例外が多いため、よく使う単語から覚えるのがポイントです。不確かな場合は、辞書で確認するのもおすすめ。

英語学習では、こうしたルールを理解しつつ、実際に使われる言葉の形に慣れていくことが大切です。

要注意!不規則な複数形のパターン

英語には、単数形から複数形に変化する際に、一般的な「s」や「es」をつけるルールに従わない不規則な複数形が存在します。これらは規則的に推測できないため、一つずつ覚えることが大切です。

不規則な複数形には、大きく分けて3つのタイプがあります。

  • 母音が変わる複数形
    (man → menなど)
  • 完全に形が変わる複数形
    (child → childrenなど)
  • 単数形と複数形が同じ名詞
    (sheep → sheepなど)

では、それぞれのパターンを詳しく見ていきましょう。

①母音が変わる複数形

英語の中には、母音が変化して複数形が作られる不規則なパターンがあります。一般的な「s」や「es」をつけるルールではなく、単語の中の母音が変わるのが特徴です。

▼代表的な例

特徴単数形複数形
母音が「a → e」に変化man
woman
men
women
母音が「oo → ee」に変化foot
tooth
goose
feet
teeth
geese
母音「ou」が「i」に変化mouse
louse
mice
lice

不規則な複数形はちょっと難しく感じるかもしれませんが、繰り返し使うことで自然と身につくので、意識して使ってみましょう!

②完全に形が変わる複数形

英語には、単数形と複数形でまったく違う形に変わる単語があります。たとえば、「child(子ども)」は「children」に、「person(人)」は「people」に変化します。

普通の名詞なら「s」や「es」をつけるだけですが、このタイプの単語は見た目がガラッと変わるので、ルールではなく単語ごとに覚えるしかありません。

▼代表的な例

child→children(子ども → 子どもたち)
person→people(人 → 人々)
ox→oxen(雄牛 → 複数の雄牛)

③単数形と複数形が同じ名詞

英語には、単数形と複数形が同じ形の名詞があります。たとえば、「sheep(羊)」や「fish(魚)」は、1匹でも複数でも形が変わりません。このタイプの単語は、動物や魚類、学術的な言葉に多いのが特徴です。

▼代表的な単複同形の名詞

sheep → sheep(羊 → 複数の羊)
fish → fish(魚 → 複数の魚)
deer → deer(鹿 → 複数の鹿)
carp → carp(鯉→複数の鯉)
species → species(種 → 複数の種)
means → means(手段 → 複数の手段)

単複同形の名詞は文脈で「単数」か「複数」かを判断する必要があります。そのため、動詞の形や代名詞を適切に調整しましょう。

例文
This sheep is sleeping.
 (この羊は寝ています。)→ 単数
These sheep are grazing.
 (これらの羊は草を食べています。)→ 複数

また、数を明確に伝えたいときは、「many(たくさんの)」や「a few(いくつかの)」などの量を示す表現を使うのが一般的です。

例文
・There are many species of birds.
 (多くの鳥の種類がいる。)
・I have a few questions.
 (いくつか質問があります。)

単複同形の名詞を理解しておくと、英語の表現がより正確になります。特によく使われる単語から覚えて、スムーズに使いこなせるようにしましょう!

意外と知らない?複数形の例外と注意点

英語の複数形には、一般的なルールが当てはまらない例外もたくさんあります。こうした例を知っておくと、英語をより正確に使えるようになります。

カテゴリ特徴単語の例
外来語由来の名詞元の言語の複数形ルールに従うdatum→data
cactus→cacti
常に複数形で使われる名詞単数形が存在せず、必ず複数形として扱うclothes,
scissors,
glasses
見た目は複数形でも単数扱いの名詞「s」がついていても単数扱いnews,
physics,
mathematics
不可算名詞数として数える事が出来ない名詞wate,
tea,
rice,
bread
集合名詞(集団を指す名詞)文脈によって単数・複数扱いが変わるfamily,
team,
police
数詞の表現「21s」のようには書かず、単数形のまま21 (twenty-one)

間違いやすいポイントなので、1つずつわかりやすく解説していきますね。

外来語の複数形ルール

英語には、ラテン語やギリシャ語など、もともと他の言語から取り入れられた単語(外来語)があります。これらの単語の複数形は、通常の「s」や「es」をつけるルールが当てはまらないことがあるので注意が必要です。

もとの言語の複数形がそのまま使われる
データ:datum → data
サボテン:cactus → cacti
半径:radius → radii
英語の複数形ルール(「s」や「es」をつける)が適用される
ボーナス:bonus → bonuses
焦点:focus → focuses
ウイルス:virus → viruses
どちらの形も使われる(意味や使う場面によって異なる)
付録:appendix
   → appendices / appendixes
公式:formula
   → formulae / formulas
タコ:octopus
   → octopi / octopuses
    ※一般的には「octopuses」が多い

ポイント
最近の英語では、外来語でも「s」をつける形(英語のルール)がよく使われる。

特に学術的な場面では、もとの言語の複数形が使われることが多い。

単語ごとに複数形の作り方が違うので、よく使う単語から覚えるのがおすすめ!

英語の外来語の複数形は少しややこしいですが、知っておくと文章を書くときや会話で役に立ちます。最初は「どちらの形がよく使われるか?」を意識しながら覚えていきましょう。

常に複数形で使う単語

英語には、単数形がなく、常に複数形で使われる名詞があります。

これらの単語は、「s」や「es」がついていても、もともと1つのものを指すため、単数形として使うことができません。また、日常会話や文章で使うときは、動詞や代名詞も複数形にすることに注意しましょう!

ペア(2つの部分)でできているもの
はさみ:scissors
ズボン:trousers / pants
ジーンズ:jeans
ショートパンツ:shorts
パジャマ:pajamas
タイツ:tights
メガネ:glasses
双眼鏡:binoculars
靴:shoes

※どれも左右2つのパーツがセットになっているため、単数形がありません。
※1つのはさみやメガネを指すときは「a pair of ~(1組の~)」を使います。
例:I bought a pair of scissors.(はさみを1つ買いました。)
集合体を表すもの
衣類:clothes
内容:contents
商品:goods

※「clothes」は「服」という意味で、1枚の服を指すときは「a piece of clothing」
抽象的な概念を示すもの
感謝:thanks
おめでとう:congratulations
収益:earnings
給与:wages

※「thanks」は「たくさんの感謝」という意味なので、常に複数形。

ポイント
動詞や代名詞も複数形にする必要がある。

「a pair of ~」を使えば「1つの○○」を表せる。

見た目は複数でも単数扱いの名詞

英語には、「見た目は複数形(sがついている)でも、実際には単数として扱われる」単語があります。これらの単語は、特定のルールに従って単数形の動詞と一緒に使うので、注意が必要です。

単語の例例文
news(ニュース)The news is interesting.
(そのニュースは面白い。)
mathematics(数学)Mathematics is my favorite subject.
(数学は私の好きな科目だ。)
measles(はしか)Measles is a contagious disease.
(はしかは感染症です。)
billiards(ビリヤード)Billiards is played on a table.
(ビリヤードはテーブルでプレイされる。)
headquarters(本社・本部)The company’s headquarters is downtown.
(その会社の本社は市の中心部にある。)

正しく使うポイント
ニュースや学問、病名などは、単数扱いと覚えてしまうのがベスト!動詞も単数形を使いましょう。

数として数えられない名詞

英語には、数えられない名詞(不可算名詞)があります。これは、1つ、2つ…と数えることができない名詞のことで、液体や小さな粒、抽象的なものが多いのが特徴です。

  • milk(牛乳)
  • sugar(砂糖)
  • rice(米)
  • information(情報)
  • advice(助言)
  • money(お金)
  • music(音楽)
  • art(芸術)
  • business(ビジネス)
  • equipment(設備)
  • shopping(買い物)

不可算名詞を使うときのルール
❌名詞の前に「a」や「an」はつけない
I drank some milk.
 (私は牛乳を飲んだ。)

❌ 語尾に「s」をつけて複数形にはしない
I got some useful information.
 (役に立つ情報をもらった。)

▼量を表すときは「a bit of」「some」「much」などを使います。
・a bit of sugar(少しの砂糖)
・some advice(いくつかの助言)
・much information(たくさんの情報)

よく使う不可算名詞を覚えると、英会話がスムーズになります。日常でよく使う表現から少しずつ慣れていきましょう!

関連記事:英語の名詞を使いこなそう!可算名詞と不可算名詞の違い丸わかり完全ガイド

英語の複数形を正しくマスターしよう!

英語の複数形は、2つ以上の人や物を表すための大切なルールです。基本的には名詞に「s」や「es」をつけるだけで作れますが、単語によっては特別なルールがあるので注意しましょう。

特に覚えておきたいルールは次の通りです。

  • 子音 + y → 「y」を「i」に変えて「es」
  • 語尾が o の名詞 → 多くは「es」をつける
  • 「f」や「fe」で終わる名詞は「ves」に変える
  • 「man」のように母音が変わる名詞もある
  • 「sheep」のように単数形と複数形が同じ名詞もある

英語の複数形には例外が多いですが、よく使うものから少しずつ覚えていけば大丈夫です。しっかりマスターして、より自然な英語を使えるようになりましょう!

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