- なかなかネイティブのような発音ができない…
- 日本人が苦手な発音の落とし穴は?
- 正しい発音を効率的に身に付けるためのコツは?
オンライン英会話を受講している様子
我が家ではこれまで20社以上のオンライン英会話を体験し、主人は英語の学び直し・子どもは3才~おうち英語をスタートさせています♪
英語学習において音読は重要ですが、英語による音読の効果と正しい実践方法については意外と知られていません。
多くの人は、ネイティブスピーカーのように英会話をこなせません。しかし、基本的な知識とコツをマスターすれば、英語の発音を改善可能です。
この記事では、英語の発音をマスターするための基礎、発音の課題とコツ、効果的な練習方法を解説します。記事を読むと、英語の発音を効率的に鍛える方法が身につきます。英語の発音をマスターし、英会話力を向上させましょう。
英語の発音をマスターするための知識
英語の発音をマスターするための知識を3つ解説します。
- 英語の発音の重要性
- 母音と子音の違い
- 英語におけるアクセントの役割
英語の発音は日本人の苦手な部分です。土台の知識から学びましょう。
英語の発音の重要性
英語の発音の正確性は、英会話をスムーズにするために重要です。正しい発音を身に付ければ、自分の考えを相手にわかりやすく伝えられます。正確な発音は第一印象をプラスにする方法の1つです。
ビジネスでは正確な発音が専門性の伝達につながり、相手からの信頼を得やすくなります。英語の発音力向上で自信がつけば、モチベーションも維持できるようになり、学習意欲も自然と高まります。
母音と子音の違い
英語学習では母音と子音の違いの理解が重要です。母音と子音の数は人によって教え方が変わりますが、この記事ではフォニックス子音のルールを採用しています。
母音と子音を以下にまとめました。
母音(5~6個) | a・e・i・o・u ※yも母音になる場合がある |
子音(21個) | b~d、f~h、j~i、 m、n、p~t、v~z |
母音は声が出るまでに舌や唇の影響を受けない音で、長く響く特徴があります。英語では、’a’, ‘e’, ‘i’, ‘o’, ‘u’と時々’y’が母音を表し、ひとまとまりの音節として形作られます。
子音は声を出す際に舌や唇、歯などを通って作られる音です。’y’を含めた母音以外の21文字が子音であり、母音と組み合わせて音節を作ります。母音は口の形によって発音が左右され、唇の丸みや開き具合で変わります。舌の位置や唇の動きなど、複雑な動きに影響されるのが子音です。
英語の発音では、母音と子音のバランスを理解した正確な発音が大切です。それぞれ独自の特徴を持つ音を使いこなせば、英語を滑らかに話せるようになります。
英語におけるアクセントの役割
英語はアクセントが重要な役割を持ち、同じ単語でも違う意味を持つ場合があります。
「record」の読み方は以下のとおりです。
- 名詞の場合:レコード
- 動詞の場合:リコード
「record」は名詞では最初の音節にアクセントがあり「レコード」と発音されます。しかし、動詞の場合は第二音節にアクセントがあり「リコード」と発音されます。言葉の意味をはっきりと伝えるためには、アクセントを押さえた発音が必須です。
英語発音の基礎【発音記号と読み方】
英語の発音をマスターするためには、以下の3つのポイントが重要です。
- 発音記号の活用
- 母音の発音記号と読み方
- 子音の発音記号と読み方
英語は日本語の発音方法と大きく違います。発音の基礎をしっかり押さえましょう。
発音記号の活用
発音記号は音声を文字で表す記号であり、英語の正確な発音を学ぶ際に役立ちます。英語では同じ単語でも違う発音をする場合があります。英単語の正確な発音を区別するためには、発音記号が不可欠です。
国際音声記号(IPA)という世界共通の発音記号を使えば、発声のポイントを目で確認できます。発音力を向上させるために発音記号を活用しましょう。
母音の発音記号と読み方
英語学習では、母音の発音記号と読み方の理解が重要なポイントです。母音の種類は多く、それぞれに独特の発音記号と読み方があります。
以下の例を参考に解説します。
- go:【oʊ】オウ
- sit:【ɪ】イ
- see:【iː】イー
goの「オウ」は【oʊ】という記号です。sitの「イ」は【ɪ】という短い発音記号ですが、seeの「イー」は【iː】という長く伸ばす発音記号です。
発音記号を一つずつ覚えていけば、英語を正確に発音し、自然に話せるようになります。英語の発音を学ぶ際は、発音記号を読みながら声に出す練習が効果的です。
子音の発音記号と読み方
子音の発音記号と読み方を理解しなければ、正確な英語の発音は難しくなります。
子音の主な種類は以下のとおりです。
- 無声:p、t、k
- 有声:b、d、g
無声には「p、t、k」などの空気を出す際に声帯を使わずに発音する文字があります。有声は「b、d、g」などの声帯を振動させて発音する文字です。
舌の位置や口の形を変えてさまざまな子音を出す方法もあります。[f]や[θ]は下唇と上の歯の間に空気を通し、[s]や[ʃ]は歯と舌の間に空気の摩擦を生み、それぞれ特徴ある音を出します。
英語の発音における一般的な課題
英語の発音における一般的な課題は以下の3つです。
- 日本人が苦手な英語の発音
- 英語の「th」の発音方法
- 「r」と「l」の発音の違い
日本人が苦手な英語の発音
日本人が英語の発音が苦手なのは、日本語に存在しない音が英語に多いためです。音を伸ばす長母音と短く音を区切る短母音の区別や、連続する子音の発音なども苦手な人が多いです。英語特有のアクセントやイントネーションも、英語習得の高いハードルとなっています。
英語の「th」の発音方法
英語の「th」音は日本語にはないため、日本人が苦手とする発音の一つです。正しい「th」音の発音を身につければ、英語のコミュニケーションをスムーズにできます。
th音を発音するコツは、舌を上下の歯の間に挟んで、歯の間から空気を押し出すイメージです。日本語の「さ行」と似た発音になりがちになるため、注意が必要です。
「r」と「l」の発音の違い
英語の「r」と「l」の発音を正確にしなければ、言葉の意味が通じません。わかりやすい例として「right」と「light」があります。発音が違うため、間違えると相手を混乱させてしまいます。
「r」を発音するコツは、舌を上あごの近くに持ち上げて振動させながら声を出す方法です。「l」の場合は舌を上あごに軽く触れさせて、空気を前方に押し出します。口内の動きの違いが、英語の独特な響きを生み出します。
言葉の意味を正確に伝えるためには、発音の違いを理解した発声方法が重要です。
英語発音のコツ
英語を正確に発音するためには2つのコツがあります。
- 英語のリズムとアクセントの位置を学ぶ
- イントネーションの基本を学ぶ
英語学習に取り入れて、英語の発音力を鍛えましょう。
英語のリズムとアクセントの位置を学ぶ
英語のリズムを理解できれば正確な発音に近づけます。英単語は、必ず一つ以上の強いアクセントでリズムを作ります。テンポの良い英語のリズム感は、英会話の必須スキルです。
英単語のアクセントの位置を理解すれば、言葉の意味を強調したり感情を表現したりできます。スムーズな英会話には、アクセントの位置の理解が欠かせません。
英語学習に音楽を取り入れる手法は、英語のリズム感を向上させる方法の一つです。
イントネーションの基本を学ぶ
英語では、文の意味を明確にするためにイントネーションが重要です。疑問文や命令文、陳述文などではイントネーションが変わるため、話している内容の意味も変わってきます。
単語の中で強く発音する音節があると、イントネーションに影響を与えます。自然な英会話力を身に付けるためには、イントネーションの学習が不可欠です。
イントネーションを学ぶ際は、ネイティブスピーカーの話し方の真似が効果的です。英語のリズムを感じながら、自分で声に出して練習する方法も高い効果があります。英語のリズムを理解して発音力を向上させましょう。
英語発音の効果的な練習方法
英語発音の効果的な以下の練習方法を解説します。
- シャドーイングによる発音練習
- リスニングと発音練習の組み合わせ
- フォニックスを利用した発音の基礎作り
3パターンの練習方法を実践し、発音力をレベルアップさせましょう。
シャドーイングによる発音練習
シャドーイングは英語の発音力向上に役立ちます。ネイティブスピーカーの発音を真似る発声練習で、リスニング力と発音力を同時に鍛える方法です。あらかじめ音声の内容を理解しておけば効果が高まります。
教材は英語圏の人々の会話やスピーチ、オーディオブックなどが効果的です。音声の早さを変更できる教材もおすすめです。最初はゆっくりとした音声で正確な発音を学びましょう。いきなりネイティブスピーカーの早さで練習すると、相手に伝わりにくくなる変なクセが付いてしまいます。
自分の発音を録音して聞き比べれば、改善点を見つけやすくなります。自然な英語発音を身に付けるためには、継続的なシャドーイングが有効です。
» 聞き取る力がアップする!シャドーイングの効果を高める方法
リスニングと発音練習の組み合わせ
リスニングと発音練習の組み合わせは、英語の聞き取り力と発声力を同時に向上させる効果的な練習法です。効果を高めるためには、以下の流れを実践する必要があります。
- わからない単語やフレーズをリストアップする
- リストアップした内容を調べてから教材を聞き直す
ネイティブスピーカーの音声でリスニング練習する際に、わからない単語やフレーズをリストアップしましょう。わからなかった箇所の発音記号を調べれば、口や舌の動かし方を学べます。
» 英語リスニングが苦手な理由と改善する練習方法
» 英語におけるリエゾンの種類と練習方法を解説!
フォニックスを利用した発音の基礎作り
フォニックスを利用した発音の基礎作りは、正確な発音の習得に効果的です。文字の音の組み合わせから単語の発音を予測する方法であり、子供から大人まで簡単に取り組めます。
フォニックスの基本は子音と母音の学習からスタートし、子音と母音の組み合わせで作る音の学習に進みます。フォニックスの勉強方法は目と耳を使うため、頭に残りやすいです。
フォニックスを使ったゲームや趣味、スポーツなどを利用して、楽しみながらの発音練習もできます。英語の教材は種類が多いですが、フォニックス教材は充実しています。正しい発音を身に付けたい人は、フォニックスの学習を取り入れましょう。
》英語初心者必見!基本から学べる「フォニックス」の魅力とは?
英語の発音を向上させるオンラインツール
英語の発音を向上させるためには、オンラインツールの利用がおすすめです。
発音チェックができるウェブサイト
英語の発音チェックができる主要なウェブサイトは、以下のとおりです。
- Forvo:地域ごとの発音を聞ける
- YouGlish:YouTube動画で単語やフレーズの発音が聞ける
- PronounceItRight:有名人の名前や固有名詞の正しい発音を学べる
発音練習に便利なアプリ
英語の発音練習に特化したアプリは、楽しみながら学べる工夫がされており、一人で練習する場合でも飽きずに続けられます。おすすめのアプリは以下のとおりです。
- Duolingo:ゲーム感覚で発音練習ができる
- Rosetta Stone:音声認識機能を使って正確な発音を学べる
- FluentU:実際の会話例を用いて自然な発音を練習できる
YouTubeチャンネルで学ぶ発音レッスン
YouTubeには数多くの発音レッスンチャンネルがあります。
各チャンネルは特定の単語や音の発音方法を詳しく解説しているため、実践的な練習が可能です。
英語の発音におけるよくある質問
英語の発音に関してよくある質問に回答します。
英語の発音が苦手な場合の対処法は?
英語の発音が苦手な方は、基本的な音声学の学習から始めましょう。口の動きや舌の位置を意識して発音練習を行うと、正確な発音の基礎を築けます。
音声認識機能を使用して日常的に自分の発音をチェックする方法もおすすめです。
ネイティブのような発音を目指すべき?
ネイティブのような発音を目指すかどうかは個人の目的や状況によって異なります。ネイティブのような発音ができると、国際的なビジネスや学術の場で役立ちますが、すべての人に必要なわけではありません。自分自身の学習目標や現実的なニーズをよく考慮しましょう。
発音練習で効果が出るまでの期間は?
発音練習の効果を実感するには、数週間〜数か月の継続が必要です。
ネイティブスピーカーのような発音を目指す場合には、数年間の練習が必要になる場合もあります。
まとめ
英語の発音をマスターするためには、以下のポイントが重要です。
- 苦手な発音を重点的に学ぶ
- 母音と子音の違いを理解する
- 発音の効果的な練習方法を実践する
日本人は英語の発音が苦手です。元々口に出さない音で話さなければならないため、英会話の習得には時間がかかります。英会話を使いこなせるようになるまで何百時間、何千時間とかかるのが普通です。
苦手なポイントを重点的に学べば、英語の正確な発音に近づけます。英語をマスターし、世界中の人と話せるようになりましょう。
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