- そもそも英語の「三人称単数」ってどんなもの?
- 三人称単数の種類や使い方が知りたい!
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多くの英語初心者が文法に悩んでいます。特に三人称単数の使い方は混乱しやすいです。この記事では、三人称単数の基本から特殊な用法までを分かりやすく解説します。
記事を読めば三人称単数の正しい使い方を習得でき、自信を持って英語を話せるようになります。
三人称単数の基本
英語の文法を習得する上で、三人称単数を理解することは非常に重要です。三人称単数は、他人や物について話す際に使われ、日常会話や文章で多用されます。以下の特徴があります。
- 三人称単数は、he、she、itを主語が主語の文で使われる
- 動詞に「s」または「es」を付ける
- 一部の動詞では、語尾が「y」の場合に「y」を「i」に変えて「ies」を付ける
三人称単数を適切に使うには、規則を理解し習得することが欠かせません。
三人称単数とは?
三人称単数とは、一人称や二人称以外の、他者や物について話すときに使われる言葉のことです。英語では、「he」、「she」、「it」などが三人称単数です。
三人称単数を主語とする文では、動詞の形が変わることがある点に注意しましょう。「ジョンはリンゴを持っている」を一例に解説します。「ジョンは」が三人称単数に該当し、英語では動詞「hold」に「s」を付けて「holds」と表現します。
学校の授業や日常会話で、他人の行動や物の状態を説明する際に頻繁に使われるので必ず押さえましょう。
三人称単数の主語
三人称単数の主語は、話題にしている人や物が話し手や聞き手ではない場合に使います。代名詞の「he」、「she」、「it」や、特定の人物や物を指す名詞などです。「the teacher」や「a cat」などが該当します。
職業や役割を表す一般的な名称も三人称単数の主語になります。「a student」や「the president」などが一例です。性別が不明または無関係な場合、「they」を単数として使用することもあります。
人物の名前も三人称単数の主語として扱われます。「John」や「Maria」のように特定の人物を指す場合です。三人称単数の主語は、他人や職業などを話す際に欠かせない要素です。
三人称単数が使われる文脈
三人称単数は、話題の人物や対象が話し手でも聞き手でもない第三者の場合に使います。以下が一例です。
- 文章や物語で特定の人物について話すとき
- 個人の意見や行動を説明するとき
- 学術論文や報告書で客観的な記述が必要なとき
- 説明文やマニュアルで一般的な指示を示すとき
- ニュース記事で特定の人物の行動や発言を伝えるとき
三人称単数を使うべきか迷ったときに参考にして下さい。
三人称単数の動詞の形
三人称単数の動詞の形は、英語学習の基本中の基本です。以下の特徴があります。
- 一般的な動詞には基本形に「s」を付ける(例: walks, plays)
- 語尾が「-sh,-ch,-x,-o,-ss,-zz」の場合は「es」を付ける(例: goes, does, washes)
- 語尾が「-y」、かつ前の文字が子音の場合は、動詞の「y」を「i」に変えて「es」を付ける(例: cries, flies)
- 語尾が「-y」、かつ前の文字が母音の場合は、「s」を付ける(例: plays, says)
- be動詞の三人称単数形は「is」である(例: He is, She is, It is)
- haveの三人称単数形は「has」である(例: He has, She has, It has)
- can, may, mightなどの助動詞は三人称単数でも形を変えない(例: He can, She may, It might)
- 一部の動詞は不規則変化をする(例:do→does, go→goes)
三人称単数の動詞の形を押さえれば、英語がより自然に使えるようになります。
動詞に「s」を付ける
英語で文章を書く際は、主語によって動詞の形が変化することを理解しましょう。三人称単数の主語がある場合は、動詞の後ろに「s」を付けます。英語の基本ルールであり、正しい会話や文章を作る上で欠かせません。
「He walks」や「She studies」が例です。三人称単数の主語を使う際は、動詞の形に特に注意しましょう。
語尾変化により動詞に「es」を付ける
語尾変化で「es」を付ける動詞を理解することは、英語で正しく会話する上で不可欠です。動詞が「-ch」、「-sh」、「-s」、「-x」、「-o」で終わる場合は、「es」を付けて三人称単数形にする規則です。次のような形に変わります。
- watch → watches
- finish → finishes
- kiss → kisses
- fix → fixes
- go → goes
「es」を付けると発音しやすくなり、より自然な音になります。語尾変化で「es」を付ける動詞を覚えておけば、自然なコミュニケーションが取れるでしょう。
語尾変化により動詞に「ies」を付ける
三人称単数の主語を持つ「-y」で終わる動詞は規則的な変化をします。動詞が「-y」で終わる場合は、「-y」を省略して「-ies」を付けます。ただし直前が母音の場合は例外で、「-y」を残して「s」を付けるだけです。次のように変わります。
- study → studies
- fly → flies
- cry → cries
「-y」で終わる動詞の基本的な語形変化を理解して、正しく使いこなすことは英語学習において不可欠です。
三人称単数の特殊ケース
英語の三人称単数には特殊ケースがあります。三人称単数の特殊ケースは英語学習において非常に重要です。次の点に注意しましょう。
- 不可算名詞は常に単数形の動詞を伴う
- 三人称単数の主語の場合、単数形の名詞は「s」または「es」を付ける
- 無生物に使われる三人称単数の itが主語で主語の場合、関連する動詞も単数形にする
- be動詞やhave動詞などの一部の不規則動詞は、三人称単数では特殊な変化形(例:is, has)にする
三人称単数の特殊ケースを理解し適切に使いこなすことは、正確な英文を作る上で欠かせません。特殊なケースに注意し、正しい英語を使えるようにしましょう。
不可算名詞と単数扱い
不可算名詞とは、数えられないものを指します。水や空気、知識などの目に見えないものや、具体的な個数を指定できないものです。不可算名詞は常に単数形で使い、文中では三人称単数の動詞形と共に使います。
「水は冷たい」を一例に解説します。「水」は単数として扱い、「is」という動詞形を使いましょう。正しい文を作るには、三人称単数の動詞を正しく使う必要があります。不可算名詞の前には「a」や「an」は置きません。「s」を付けて複数形にするのも不可です。
「news」のように見た目が複数形でも不可算名詞として扱われる特殊ケースもあります。特殊ケースを正確に理解すれば、英語の文法をより正確に使えるようになります。
名詞の単数・複数形と三人称単数
英語学習において、名詞の単数形と複数形、三人称単数の使い分けを理解することは非常に重要です。
「dog」は単数形の名詞です。三人称単数の主語になる場合、「The dog barks」のように動詞に「s」を付けて単数形にしましょう。複数形の名詞では動詞に「s」を付けません。「The dogs bark」と表現します。
無生物を表す「it」も三人称単数です。「It rains」を一例に解説します。「it」は無生物の雨を示しており、三人称単数の主語として動詞「rains」には「s」を付けます。
名詞の単数形と複数形を正しく認識し、三人称単数の主語に適した動詞の形を選ぶことが、英語学習の鍵です。
»名詞を徹底解説
無生物のitと三人称単数
英語における無生物の主語は、代名詞「it」を使います。
「it」は三人称単数として扱いましょう。「It rains」や「It seems」などの文では、動詞は三人称単数の形にします。天気や時間、距離、環境を示すときだけでなく、抽象的な概念や状況の説明にも使われます。
「It is + 形容詞」は、状態や感情を説明する際に頻繁に使われる構造です。「It is important to exercise regularly」という文を一例に解説します。「it」は「定期的に運動すること」を指しており、重要性を強調しています。
文脈によって意味が異なるため、文脈を理解しなければ、「it」は正しく使えません。無生物の「it」を使った三人称単数を理解し使いこなすことは、英語コミュニケーションにおける基本です。正確に理解し、使いこなせるようにしましょう。
不規則な動詞の変化形
英語を学ぶ上で、不規則な動詞の変化形は特に注意が必要です。例外があるため、三人称単数の主語を使う際は次の形を覚える必要があります。
- go → goes
- have → has
- do → does
- is → is
- am → is
不規則な動詞の変化を習得すれば、英語のコミュニケーション能力は向上します。不規則な動詞の変化に注意し、実際の文脈で使えれば、より円滑なコミュニケーションが可能です。
三人称単数の文の作り方
英語を学ぶ際、文法のルールを理解することが非常に大切です。三人称単数を使う際は動詞の用法に注意しましょう。
三人称単数の文法ルールを習得すれば、正しい英文を書けるようになるだけでなく、英語を話す場面でも役立ちます。三人称単数を用いた肯定文、否定文、疑問文を作る具体的な方法を詳しく解説していきます。
肯定文
英語において、三人称単数の主語の後では動詞の単数形を使うのが一般的です。主語が「he」、「she」、「it」などの場合、動詞には通常「s」や「es」を付けます。文の主語と動詞を合致させ、意味を明確にする上で重要です。
次のように使用します。
- She studies engineering at the university.
- 「studies」は「study」に「s」を加えた三人称単数の形です。
- He goes to the gym every day.
- 「goes」は「go」に「es」を付けた形です。
- It rains frequently in the spring.
- 「rains」は「rain」に「s」を加えた形となります。
三人称単数の基本ルールを把握しておけば、英語の三人称単数を用いた肯定文を正確に作れるようになるでしょう。
否定文
否定文を作る際、三人称単数の主語の後には「does not」または「doesn’t」を使い、動詞を否定します。動詞は必ず原形で使いましょう。
「彼は走りません」は、「He does not run」または「He doesn’t run」となります。肯定文で動詞の末尾に「s」や「es」を付ける場合においても、否定文では「s」や「es」を付けません。「does not」を使って意味を否定します。
「He likes」を否定文に変えると、「He does not like」となります。日常会話では短縮形の「doesn’t」が頻繁に使われるため、押さえておきましょう。
主語が「he」「she」「it」の場合に限り、「does not」を使用する点がポイントです。
疑問文
英語で三人称単数の主語を使った疑問文を作る際は、特定の文構造を使いましょう。通常、助動詞やbe動詞は主語よりも前に置きます。「Does she like chocolate?」が一例です。助動詞「does」は疑問を示しています。動詞は主語に合わせて「s」や「es」を付けた形にしましょう。
疑問詞を含む三人称単数の疑問文では、「What does she prefer?」のように疑問詞の後に助動詞が続きます。続いて、主語と基本形の動詞を置きます。「who」や「what」の後の動詞には「s」や「es」を付けない点には注意しましょう。
不規則動詞を使った三人称単数の疑問文では、「Does he go to school?」のように動詞の基本形にします。日常会話で頻繁に使われる一例が、「Does your brother work here?」です。
物の所有を問う際は「Whose book is this?」のように「Whose」を使って疑問文を作ります。三人称単数の疑問文を使いこなせば、英語で疑問を投げかける際に正確かつ自然な会話ができます。
まとめ
三人称単数の使い方を理解することは、正しい英文を作る上で非常に重要です。「he」、「she」、「it」などの主語を使う際は、次のような動詞の形に注意しましょう。
- 動詞には三人称単数に合わせて「s」または「es」を付ける
- 語尾が「-y」で終わる動詞は「ies」に変化することがある
不可算名詞や無生物を指すときにも規則は同じです。単数として扱いましょう。「have」のような不規則な動詞は特別な変化をします。
三人称単数の基本規則を押さえ、肯定文、否定文、疑問文それぞれの作り方を習得しましょう。三人称単数を正しく使えるようになります。
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