「子どもを英語ペラペラに育てたいけど、何から始めればいいの?」
「自分は英語が苦手だから教えられる自信がない…」
そんな不安を抱えていませんか?
かつての私も、まったく同じ悩みを抱えていました。正直、私は英語が全く話せません。だからこそ、「子どもには英語で苦労させたくない」「英語ができないから夢を諦めるような人生にはしてほしくない」と強く思い、おうち英語に本気で取り組み始めました。
最初は何も分からず手探りの状態だったので、英語教育に関する本をたくさん読み、評判の教材やサービスもいろいろと試しました。そうした試行錯誤の中で、子どもが自然に英語を身につけていくためのステップが少しずつ見えてきたのです。
本記事では、我が家の実体験をもとに、年齢ごとにピッタリな英語学習法をご紹介します。
長女3才・次女0才からおうち英語をスタートし、長女は小学2年生で英検5級に合格しています。そんな実践的なロードマップです。

日本にいながら英語を話せるようになるには?年齢別のおすすめ英語学習

ここからは、我が家で実際に取り組んできた「おうち英語」の方法を、年齢別に詳しくご紹介します。
「これはよかった!」と思える方法だけを厳選しているので、無理なく取り入れやすいものばかりです。しかし、すべてを完璧にやる必要はありません。子どもが楽しめそうなもの、親の負担が少ないものを選んで、できる範囲でやってみてくださいね。
0才~3才|「英語耳」を育てる黄金期

この時期の最大の目的は、「英語を聞き取る耳=英語耳」を育てること。
赤ちゃんはすべての言語の音を聞き分ける力を持っていますが、成長とともに不要な音はシャットアウトしていくと言われています。特に英語は、日本語よりも高い周波数の音を含んでいるため、聞く機会がなければ自然とその音を聞き取る力が失われてしまいます。
だからこそ、0~3才は英語にたくさん触れる絶好のチャンス!高額な教材は必要ありません。1日10分でもいいので、毎日英語の「音」に触れることを意識しましょう。
CDのかけ流し
0才~3才の間は、とにかく「耳」を鍛えるインプット重視の時期です。
赤ちゃんは、びっくりするほど自然に言語を吸収します。ちなみに我が家では、長女は3才から英語を始め、次女は0才からスタート。同じ教材・同じ取り組みでも、この「3年」という差で、次女の方が明らかに発音が良く、英語も早く口に出せるようになりました。(※次女は3才の時点で独り言は英語でした笑)
英語が話せるようになるには「約2,000時間」のインプットが必要とも言われています。特に0才~3才は、家で過ごす時間が長いので、この時期にたっぷり「耳から英語」を浴びさせるのがおすすめです。
音声教材を選ぶポイント
- フレーズの繰り返しが多く、マネしやすい内容
- 童謡・歌・ストーリー系などバランスよく
- ネイティブの自然な発音のもの
我が家では、遊び時間のBGMとして、寝かしつけや車の中のときに「英語のCDをかける」というルーティーンにしていました。毎日のちょっとした積み重ねが、1年後に大きな差になります!
▼かけ流しにおすすめなCDはこちらで紹介しています。

関連記事:【保存版】英語がスッと身につく!子どもにおすすめの聞き流しCD7選と効果UPのコツ
絵本の読み聞かせ

絵本は、英語の基盤づくり。
0才〜3才にたくさん絵本と触れ合っておくと、4才以降に自然と「自分から本を読む子」に育ちやすいです。これは語彙力が増えることに繋がり、将来スピーキングやライティング力も伸びやすくなります。
英語絵本を選ぶポイント
- 大きくてカラフルなイラスト
- リズムよく読める短めの文章
- 音声付きCDやアプリ付きだと安心
もし「単語が読めない…」という方でも安心してください。この時期に読む絵本は、短いフレーズややさしい単語ばかりなので、発音が完璧じゃなくても問題なし◎!
それに、今はYouTubeで検索すれば英語で朗読してくれている動画がたくさんあります。なので、動画を流しながら絵本を一緒にめくるのもいいですね。
わが家の体験談
わが家では、小さい頃から絵本をたくさん読んできました。そのおかげか、長女は小学校1年生・2年生と2年連続で学校の「多読賞」を受賞しています!
絵本は英語の学習だけでなく、これからの学び全般にも大きな力を発揮してくれると感じているので、ここは惜しまずに投資。迷わず買い与えています♪
▼読み聞かせにおすすめな英語絵本はこちらで紹介しています。

関連記事:【音声付き】幼児におすすめの英語絵本12選!0歳・1歳・2歳・3歳向けの人気作品
DVDやYouTubeの視聴

2才を過ぎたら、映像を使った英語のインプットも取り入れていきましょう。
子どもは音楽や動きのある映像に夢中になります。ママやパパと一緒に歌ったり、体を動かしたりすることで、英語の「リズム感」や「抑揚」も自然に身につきます。
映像教材を選ぶポイント
- 子どもが興味を持てるキャラクターやテーマ
- スピードがゆっくりで聞き取りやすい
- セリフが分からなくても内容が伝わる映像
わが家の英語映像の楽しみ方
- ジブリやディズニー映画の英語版を取り寄せて、子どもと一緒に楽しく視聴♪
- NHKの「おさるのジョージ」や「きかんしゃトーマス」など英語圏のアニメを見るときは、音声を英語に切り替えて視聴。
- YouTubeは「英語のコンテンツ」だけを見てもらえるようにYouTube Kidsを活用。親が選んだチャンネルだけを見られるように設定しているので、余計な動画に触れることなく、安心して英語のコンテンツに集中◎
関連記事:英語の動画だけを見せたいパパママ必見!YouTube Kidsテレビ設定のやり方【画像付きで解説】
▼おすすめの英語DVDはこちらで紹介しています。

関連記事:【保存版】思わず夢中になる!幼児におすすめな英語DVD7選|0歳~12歳向け
▼英語学習におすすめのYouTubeチャンネル。

関連記事:幼児の英語学習におすすめ!人気YouTubeチャンネル26選【無料で楽しくおうち英語】
知育玩具

「英語とは関係なさそう…?」と思われがちな知育玩具ですが、実は語学の土台づくりにとても効果的です。
手で触れて、形や重さ、音や手ざわりを感じながら遊ぶことで、五感をフル活用。このような体験が、脳の発達を促し、言語を覚える力にもつながっていきます。さらに、英語付きのおもちゃなら、遊びながら自然に英語にも親しめて一石二鳥♪
おもちゃ選びのポイント
- 安全で丈夫なもの
- 口に入れても安心な素材
- シンプルで自由に遊べるもの
わが家では、こどもちゃれんじEnglishの「付録おもちゃ」や公文の「えいごかるた」
でよく遊んでいました。このようにタブレットやテレビだけに頼りすぎず、体を動かして遊ぶ時間もバランスよく取り入れていきましょう♪
4才~6才|アウトプットの練習スタート

英会話教室に通い始めるなら、このタイミング!
4~6才は、幼稚園や保育園に通いはじめ、家族以外の人との関わりがぐんと増える時期です。それまでママと楽しんできた「おうち英語」から、少しずつ“アウトプット”=自分から話す練習を始めるのにちょうどいい年齢。
実際、この年齢から英会話教室やプリスクールに通いはじめるお子さんがとても多く、「はじめての英語学習」をスタートする絶好のタイミングとなります。
英会話教室

英語を体系的に学ぶなら、カリキュラムが整った英会話教室がおすすめ。
マンツーマン?それともグループレッスン?
ネイティブ講師?日本人講師?
お勉強中心?遊びながら学ぶスタイル?
もし子どもに合わない教室を選んでしまうと、「思ったほど英語が身につかない…」なんてことも。最悪の場合、英語がイヤになってしまうこともあるので、比較しながら慎重に選びましょう。
失敗しない英会話教室の選び方
- オールイングリッシュを徹底している
- 子どものレベルに合ったレッスンが受けられる
- 保護者の口コミや評判が良い
- レッスン内容の報告や振り返りがある
- 保護者向けの学習相談が受けられる
特におすすめなのが「オールイングリッシュ」でレッスンを行っている教室です。
どんなに良い教室でも、週に1回のレッスンだけでは英語力を身につけるのはなかなか難しいもの。だからこそ、せめてレッスン中だけでも英語にどっぷり浸かれる環境が理想的です。「全部英語で分かるかな?」と心配しなくて大丈夫!最初は分からなくて当たり前。子どもたちは驚くほど自然に環境に慣れていきますよ。
さらに、「がんばって英語で話さなきゃ!」というほどよい緊張感も育まれるのがオールイングリッシュの良さ。楽しみながらも、英語で伝えようとする力が少しずつ伸びていきます。
気になる教室があったら、まずは体験レッスンに参加してみるのがおすすめです♪
わが家の体験談
わが家の長女は、5才(年長の4月)から英会話教室に通い始めました。
通っているのは、地元で評判の良い個人経営の教室。4~5人の少人数クラスで、ネイティブの先生がオールイングリッシュで教えてくれるスタイルです。
正しい発音やスペルの書き方までしっかり指導してくれる、どちらかというと「お勉強寄り」のスクール。そのおかげで、英語だけじゃなく、日本語(ひらがなや漢字)の字まできれいに書けるように!文字への意識が自然と高まったのは、思わぬ嬉しい効果でした。
さらに安心なのは、毎回レッスン後に「今日はこんなことを学びました」と報告があること。他のスクールに通わせているママ友からは「どんな授業をしているのか分からなくてモヤモヤ…」なんて声も聞くので、この点はかなりありがたいです。
やはり英会話教室選びは、実際に通っている人の口コミをしっかりチェックすることが大切です。
音ペン教材

おうち英語に「音ペン」は必須アイテム!
分からない言葉があったとき、自分で意味を調べる習慣をつけるためにも、タッチすると音声が流れる絵辞典や音ペンは、ひとつ持っておくと便利です。
ゲーム感覚で楽しく使えるので、知らず知らずのうちに英単語を覚えられます。
音ペンを選ぶときのポイント
- 子どもがワクワクするデザイン
- 日常生活で使える言葉が多く含まれているか
- 収録語数が多いか(名詞だけでなく、動詞や形容詞もあると◎)
わが家の体験談
娘の通う英会話教室では、全員にこちらの「小学えいご絵じてん」が配られています。
幼児期から小学校卒業まで使い続けるため、どの子もボロボロになるまで使い倒します。

そのとき先生から言われたのが、「日本語訳はすべて隠してください!」というアドバイス。 私も1ページずつ、マスキングテープで日本語訳を覆いました。その理由は、“英語を英語のまま理解する力”=英語脳を育てるため。

たとえば、娘に「appleって何?」と聞かれても、「りんごだよ」とは教えません。代わりにリンゴの写真やイラストを見せて教えるようにしています。確かに日本語で教える方がラクですが…、そうしてしまうと後々、英語の伸びが止まってしまうリスクがあると英会話の先生に教わりました。
子どもが「英語を英語で理解する力」を育てるためにも、音ペンの使い方や、親の関わり方にはちょっとした工夫が大切です。
7才~8才|遊ぶ→学ぶフェーズへ

これまでは「英語で遊ぶ」がメインでしたが、7才~8才ごろからは「読み書き(リーディング・ライティング)」を取り入れるステップアップ期に入ります。
この時期に始めたいのが、英語のワークブック学習。毎日少しずつ取り組むことで、「遊び」から「学び」へとスムーズに移行できます。
また、小学2年生あたりになると英検に挑戦する子も多くなってくる時期です。我が子も小学2年生の10月に初めて英検5級を受験し合格しています。実力試しに英検にチャレンジしてみるのもおすすめですよ。
関連記事:【英検の勉強法】合格を掴む効果的な対策と級別の勉強法を徹底解説
ワークブック

おすすめは、海外の子どもたちが実際に使っているワークブック。
海外製ワークは、カラフルでイラストがたっぷり!ゲーム感覚で取り組めるものが多く、子どもたちも「お勉強してる」という感覚がないため楽しく続けられます。
さらに、日本語表記がないことで、英語を”英語のまま”理解する力が自然と身につくもの大きな魅力。
ワークブックを選ぶときのポイント
- イラストが豊富で、見てすぐ理解できるもの
- レベル別に分かれているシリーズタイプ
- 1ページの問題量が少なめで取り組みやすいもの
ワークブックの良いところは、やった分だけ成果が「見える」こと。ページが進むたびに達成感が得られ、自信にもつながります。
ただ、7~8才になると、小学校の宿題や遊びの時間などで英語の時間が取りにくくなってきますよね。そんな時は、「1日1ページだけ!」と決めて、無理のないペースでコツコツ続けることが大切です。小さな積み重ねが、半年後・1年後にしっかりと力になりますよ。
オンライン英会話

送迎の手間なく、自宅でマンツーマンレッスン!忙しいご家庭や共働きの方におすすめなのが「オンライン英会話」。
塾や習い事でスケジュールがいっぱいでも、オンラインなら好きな時間に受講できて便利です。しかも、通学型の英会話教室に比べて料金もリーズナブル。最近では子ども専用のサービスも充実しており、月2,980円~という低価格でスタートできるのも魅力です。
失敗しない!オンライン英会話の選び方
- 子どもが楽しめるレッスン内容か
- 信頼できるメソッドやカリキュラムがあるか
- 講師の質が高いか
- 子ども一人でも操作しやすいシステムか
- 無理なく続けられる料金か
気になるサービスがあれば、まずは無料体験レッスンを受けて比較してみましょう。 オンラインなら合わなければすぐに別のサービスに切り替えられるので、気軽に試せるのもメリットです。
わが家の体験談

娘は小学1年生の4月から、オンライン英会話をスタートしました。20社以上の無料体験を受けてじっくり比較した結果、最終的に選んだのは 「QQキッズ」。(現在は小学3年生になり、マインクラフトを使って学べる「ワールドアイキッズ」を受講中です)
最初はマンツーマンレッスンに緊張していた娘も、2~3回であっという間に慣れ、今では毎回楽しみにするほど!日常生活の中で英語を話す機会はなかなかないので、「英語を話す場」が定期的にあるのはとても貴重です。
今では先生としっかり会話ができるようになり、英語力はもちろん、人とのコミュニケーション力もUP!オンライン英会話、我が家では大正解でした♪
▼おすすめオンライン英会話サービスはこちらで紹介しています。

関連記事:【決定版】子ども向けオンライン英会話おすすめ20選
9才~10才|「好き」×「英語」で継続へ

この頃になると、自我がぐんと育ち、親の言うことを素直に聞かなくなることも増えてきます…。
だからこそ大切なのが、「好きなこと」×「英語」で学ぶ工夫。たとえば、ゲーム好きなら、海外のゲームを英語のままプレイ。映画好きなら、洋画を英語字幕で見る。マンガ好きなら、英語版のマンガを読むなど。
こうして「好き」と英語を結びつけることで、なんとか英語との繋がりを保つことができます。
多読

読む力を育てたいなら、「多読」がおすすめ。
多読とは、知らない単語があっても辞書を使わずに、大まかな内容をつかみながら読み進める学習法。洋書をたくさん触れることで、将来さまざまな情報を英語で得られる力が身につきます。
多読におすすめの本の選び方
- 子どもが好きなテーマ(ファンタジー、動物、サイエンスなど)
- イラストが多くて、文が短めのもの
- レベル別に分かれたシリーズもの
大事なのは、知らない単語で立ち止まらないこと。そうすることで、前後の文から意味を推測する「読解力」が自然と育ちます。また、黙読よりも声に出して読む(音読)ことで、発音やリズムの練習にもなりますよ。慣れてきたら、少しずつ文字の多い本にもチャレンジしてみましょう。
関連記事:【英語の多読】初心者から上級者まで効率的に語彙力を増やす5つのルール
関連記事:【英語音読のコツ】英語力を効率的に高めるための4ステップ
ゲーム・アプリ

「勉強はちょっと苦手だけど、ゲームなら大好き!」そんなお子さん、実はとても多いですよね。わが家もそう(笑)。
だからこそ、マインクラフトのゲームレッスンができるオンライン英会話や英語アプリなどを活用して、英語学習を“遊び”に変える工夫をしています。楽しく遊びながら英語が身につけば、まさに一石二鳥!
ゲーム・アプリの選び方
- 子どもが興味を持てるテーマか
- 英語の音声が聞けるか
- 操作がシンプルで直感的に使えるか
英語ゲームやアプリには日本製と海外製がありますが、おすすめは「海外製」。収録されている単語数が豊富で、すべて英語で進む環境なので、かなり英語力が鍛えられます。
▼ゲームで学べるおすすめオンライン英会話はこちらで紹介しています。

関連記事:ゲームで楽しく学べる!今話題のおすすめオンライン英会話12選
バイリンガル育児のよくある悩みや疑問

ここからは、英語育児をしてきた中で、私自身が「困ったこと」や「もっと早く知りたかった!」という内容をまとめてみました。
これからバイリンガル育児をはじめる方にとって、少しでもヒントや安心材料になればうれしいです。ぜひ気軽に読んでみてくださいね。
おうち英語、始めるなら何才から?
スタートに“早すぎる”はありません。
0才〜3才ごろは耳がとても柔軟な時期なので、英語の音が自然とインプットされやすいです。
とはいえ、4才以降でも全然遅くはありません。大切なのは「毎日コツコツ続けること」。無理なく、楽しく英語とふれあえる習慣をつくってあげましょう。
4才を過ぎてからでも間に合う?
もちろん間に合います!
むしろ、言葉の理解力や集中力が高まっている時期なので、英語の絵本や動画、歌なども「意味を理解しながら」楽しめます。
このタイミングで始めるなら、子どもの「好きなこと」と英語を組み合わせるのがポイント。遊びながら学べる環境づくりを意識してみてください。
親が英語苦手でも大丈夫?
まったく問題ありません!
私自身、英語は全然しゃべれませんが、子どもと一緒に学ぶつもりで取り組んでいます。実は「親ががんばっている姿」こそ、子どもにとって最高のお手本。YouTubeや英語アプリなどのツールを活用すれば、話せなくても十分サポートできます。
一緒に楽しむ姿勢が、子どもにとって大きな励みになりますよ。
日本語と混合しないか心配…
ご安心を。脳はしっかり「日本語」と「英語」を区別できます。
むしろ、早くから複数の言語にふれることで、言語の切り替え力=バイリンガル脳が育ちやすくなると言われています。実際、わが家の次女も0才から英語にふれていますが、「これは英語」「これは日本語」とちゃんと理解しています。
ネイティブ発音にこだわるべき?
完璧を目指す必要はありませんが、幼児期は耳が敏感なので、できればネイティブの音にふれる機会を増やしてあげると◎。
絵本の読み聞かせ音声やYouTube、オンライン英会話などもおすすめです。大切なのは「正しい音を聞く経験を積むこと」。話す力はあとからついてきます。
英会話教室は何才から通わせるといい?
おすすめは4才〜6才の幼児期。
耳がもっとも育つ時期に、正しい音やリズムにふれることは、発音やリスニング力の土台になります。ただし、送り迎えが大変だったり、子どもに合わない場合は、無理せずオンライン英会話やおうち英語から始めても大丈夫です。
オンライン英会話、始めるなら何才から?
早いサービスでは3才からOK。
ただ、画面越しのやり取りに慣れてくる4才〜5才ごろが始めやすい時期です。しかし、もしABCもまだわからない完全初心者なら、簡単な英単語に慣れてから始めるのがおすすめ。最初は親がそばでフォローすれば、安心して進められます。いくつか試して、お子さんに合うものを選びましょう。
英会話教室とオンライン、どっちがいい?
どちらにも良さがあります。
教室は実際に人と会って学べるので、社会性や集団でのやり取りの練習にもなります。一方、オンラインは自宅で好きな時間に受けられて料金も手ごろ。送り迎えの負担もありません。ご家庭の生活スタイルに合わせて選んでみてください。
英検は何才からチャレンジできる?
英検は年齢制限がないので、何才でも受験可能です。
ただ、我が子が通っている英会話教室の先生によると、「どんなに早くても小学2年生の10月以降」がおすすめとのこと。理由は、小さいうちに試験勉強を始めると、英語=勉強になってしまい、楽しめなくなる可能性があるからです。焦らず、まずは英語を楽しむ時期を大切にしましょう。
実際、わが家の子どもも小学2年の10月に英検5級を初受験しました。今は小学生で5級・4級に挑戦する子も増えていますが、無理に勉強させるのはNG。あくまでも「やってみたい!」という気持ちを尊重して、過去問や単語帳などを一緒にのぞいてみましょう。
英語嫌いになったときの対処法は?
無理に続けさせるのは逆効果。
いったん英語から離れて、好きなことでリフレッシュしましょう。たとえば、英語の絵本、映画、ゲームなど「楽しさ」を感じられるもので再接続するのがおすすめ。興味のあることと英語をうまくつなげるのがポイントです。
全然英語が喋れるようになりません…
話せるようになるには、「話す練習の場」が必要です。
どんなに単語や文法を知っていても、実際に口に出す経験がなければ、なかなか話せるようにはなりません。オンライン英会話などで「声に出す機会」を増やすことで、少しずつ話せるようになります。焦らず、コツコツ続けていきましょう。
関連記事:英語習得までにかかる一般的な時間とは?【短縮できる効果的な学習プラン】
英語教育に役立つおすすめの本は?
こちらの書籍がおすすめです。
どれも初心者でも実践しやすく、親の悩みに寄り添ってくれる内容ばかり。まずは本屋さんやネットで、気になるものを立ち読みしてみるのもいいですよ。
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ここまで、わが家の英語への取り組みを紹介してきました。
気になることがあれば、まずは小さな一歩からはじめてみましょう。たとえば、寝る前に英語の絵本を読んでみる。朝の支度中に、YouTubeで英語の歌を流してみる。それだけでも、お子さんの耳と心には、しっかりと“英語の種”がまかれていきます。
「ちゃんとしなきゃ」と気負う必要はありません。おうち英語は、親子でゆるく楽しむくらいがちょうどいいです。
ぜひ、あなたらしいバイリンガル育児を、今日からゆるっとはじめてみてくださいね。
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