- 「Do」と「Does」の違いは?
- 具体的な使い方&例文が知りたい!
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英語を学び始めると、「Do」と「Does」の使い方について戸惑うことがよくあります。しかし、これらの違いは日常会話においてとても重要な役割も持つため、必ずマスターしておきたいポイント。
そこで、本記事は「Do」と「Does」の基本的な使い方をわかりやすく解説します。読み終わるころには、自信を持って使い分けられるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。

「Do」と「Does」の基礎知識

英語の文法を学ぶ中で、「Do」と「Does」の違いを理解することはとても大切です。なぜなら、これらは英会話や英文の基本となる要素だからです。
基本的に、DoやDoesは「する」という意味で使われ、動詞だけでなく、疑問文や否定文を作る助動詞としても欠かせない役割になります。
それでは、さっそく「Do」と「Does」の主な違いを見てみましょう。
「Do」と「Does」の違い

「Do」と「Does」は、主語によって使い分けます。
Do …主語が I、You、We、Theyの場合 |
例:We do our homework every day. →私たちは毎日宿題をします。 |
Does …主語が三人称単数 (He、She、It、This、That、My motherなど) の場合に使う |
例:She does her homework every day. →彼女は毎日宿題をします。 |
どちらも主に現在形の文で使われます。
関連記事: 【3分で分かる】三人称単数とは?基本ルールを分かりやすく徹底解説
「Do」と「Does」の文法的役割

「Do」と「Does」は、英語の文法において不可欠な助動詞で、動詞と組み合わせて強調文や疑問文、否定文を作ることができます。
- 強調文
- 特定の動詞を強調するときに使う。
例)I do like this book.
→この本が本当に好きです - 疑問文
- 文頭に「Do」または「Does」を置き、その後に主語と動詞の原形が続く。
例)Do you like coffee?
Does he play tennis? - 否定文
- 主語の後に「do not」または「does not」を置く。
例)I do not like coffee.
He does not play tennis.
ここで注意が必要なのは、「do」や「Does」を使う場合、動詞は必ず原形になるということ。「s」や「es」を付ける必要はありません。
正しい例:She does play tennis.
間違った例:She does plays tennis.
このように、「Do」と「Does」は文の意味やニュアンスを伝えるうえでとても重要な役割があります。疑問文や否定文の練習を繰り返し、自信を持って使いこなしましょう!
関連記事:英語の文法を0から学ぶ!簡単に理解できる文法の基本と応用テクニック
「Do」の使い方

「Do」の使い方は、大きく以下の4つに分けられます。
- 一般動詞
- 疑問文
- 否定文
- 強調文
それぞれ具体的な使い方を見ていきましょう。
一般動詞
一般動詞としての「Do」は、日常的な行為や活動を表す際に使われます。特に、肯定文の中で頻繁に使われる表現です。
ここで気を付けるポイントは以下の通り。
主語がI,You,We,Theyの場合に使う
「do」の後に続く動詞は基本形
まず、主語がI,You,We,They の場合にしか「Do」は使えません。
例)I do my homework every day.
→私は毎日宿題をします。
例)We do our best.
→私たちは最善を尽くします。
例)They do their best to win the game.
→彼らは試合に勝つために最善を尽くします。
また、「Do」の後に続く動詞は必ず基本形(原形)になる点にも注意しましょう。たとえば、上記の例で「They do their best to win the game.」の動詞「win」は原形です。「wins」や「winning」にはなりません。
疑問文
疑問文のときは、「Do」を文頭に置きます。
この際、動詞は必ず原形を用い、動詞にsやesを付けないように注意してください。
例)Do you have a pen?
→あなたはペンを持っていますか?
例)Do you run every day?
→あなたは毎日走りますか?
【答え方のルール】
「Do」を使った疑問文に答えるとき、肯定の場合は 「Yes, I do.」、否定の場合は 「No, I don’t.」と答えるのが一般的です。
例)Do you like coffee?
→Yes, I do.(はい、好きです)
→No, I don’t.(いいえ、好きではありません)
ちなみに、疑問詞(When, Where, Why, What, Howなど)を使うときは、疑問詞の直後に「Do」を置きます。
例)When do you run?
→あなたはいつ走りますか?
例)Where do they work?
→彼らはどこで働いていますか?
このように、疑問詞を使う場合は、疑問詞 + Do + 主語 + 動詞の形になります。
否定文
主語がI、You、We、Theyの場合、否定文を作るには「do not」またはその短縮形「don’t」を動詞の前に置きます。これにより、動詞の意味を否定することができます。
例)I do not understand.
→私は理解していません。
例)I don’t like apples.
→私はりんごが好きではありません。
例)We don’t want to go.
→私たちは行きたくありません。
「do not」と「don’t」は同じ意味ですが、「don’t」の方がカジュアルな会話や文章でよく使われます。また、否定文においても動詞は必ず原形となります。
強調文
「Do」は、感情や意志を強調したいときにも使われます。
動詞の前に「Do」を付け加えることで、より気持ちを強く表現することができます。この使い方は、相手に自分の意思を強くアピールしたいときに効果的です。※動詞は必ず原形です
例)I do like this color!
→私はこの色が本当に好きです!
例)I do want to go to the party.
→私は本当にそのパーティーに行きたいです!
例)We do care about your opinion.
→私たちは本当にあなたの意見を大切に思っています。
▼ちなみに「Does」も同様、三人称単数の主語と組み合わせることで感情や行動を強調できます。
例)She does love her cat very much.
→彼女は本当に猫を愛しています。
例)He does play the piano beautifully.
→彼は本当に美しくピアノを弾きます。
このように、doesがない「She loves her cat very much.」よりも猫への愛情を強く表現することができます。なので、否定的な意見に反論するときや、感情をしっかりと表現したい場合に便利です。
「Does」の使い方

「Does」は、三人称単数の主語(He、She、It、This、That)と共に使われる現在形の助動詞です。
関連記事: 【3分で分かる】三人称単数とは?基本ルールを分かりやすく徹底解説
この「Does」を正しく使うためには、動詞の形に注意が必要です。まず、三人称単数の主語を使う場合、肯定文では動詞の末尾に「s」や「es」を付けます。
例)He plays soccer.
→彼はサッカーをします。
しかし、疑問文・否定文などの場合は「Does」を使い、動詞は必ず原形となります。
例)Does he play soccer?
→彼はサッカーをしますか?
例)He doesn’t play soccer.
→彼はサッカーをしません。
「Does」の使い方としては、大きく以下の4つに分けられます。
- 疑問文
- 否定文
- 強調文
- 特殊なフレーズ
それぞれ具体的な使い方を見ていきましょう。
疑問文
三人称単数の主語(He、She、It、This、That)を使った疑問文では、文頭に「Does」を置きます。
文の冒頭に「Does」を置き、続いて「主語」+「動詞の原形」となります。このように、必ず動詞は「s」や「es」の語尾は付けずに原形になる点に注意しましょう。
例)Does he run every day?
→ 彼は毎日走りますか?
【答え方のルール】
「Does」を使った疑問文に対する答えは以下のようになります。
例)Does she like coffee?
→ Yes, she does. / No, she doesn’t.
ちなみに、疑問詞(When, Where, Why, Howなど)を使う場合は、疑問詞の後に「Does」を置きます。その後、主語と動詞の原形が続きます。
例)When does he run?
→彼はいつ走りますか?
例)How does she cook this dish?
→彼女はどうやってこの料理を作りますか?
このように、「Does」を使った疑問文では、主語が三人称単数の場合でも動詞に「s」や「es」を付けない点に注意してください。「Does」がその役割を担っているためです。
否定文
三人称単数の主語(He、She、It、This、That)で否定文を作る際は、「does not」または短縮形の「doesn’t」を使います。これにより、否定の意味に変えることができます。
例)She does not like coffee.
→彼女はコーヒーが好きではありません。
例)He doesn’t want to go out today.
→彼は今日外出したくありません。
「doesn’t」はカジュアルな文脈でよく使われ、口語では特に一般的です。「does not」はよりフォーマルな場面で使われることが多いですが、どちらも意味に違いはありません。
否定文を作る際、動詞の形に注意が必要です。「does not」が動詞を否定する役割を担うため、動詞は必ず原形になります。
正しい例:He doesn’t play soccer.
間違った例:He doesn’t plays soccer.
強調文
「Does」を用いて行動や意見を強調することができます。
この場合、動詞の前に「Does」を置くことで、通常の文よりも感情や意図を明確に伝えます。
例)She does work hard.
→ 彼女は本当に一生懸命働いています。
例)He does have a point there.
→ 彼の言うことには確かに一理あります。
例)Yes, he does know her.
→ ええ、彼は確かに彼女を知っています。
例)It does seem strange.
→ それは確かに奇妙に思えます。
このような表現は、話し手が自信を持って何かを表現したいときに非常に便利です。
特殊なフレーズ例
「Does」を使った決まり文句や特有の言い回しもあります。これらは日常会話だけでなく、見た目や印象を尋ねるときにも活用されます。
例)How does it look?
→それはどのように見えますか?
(※見た目や印象を問うフレーズ)
例)What does it mean?
→それはどういう意味ですか?
例)He does have a point there.
→彼の言うことには一理ある
また、「Does」は詩や歌詞、物語の中で、リズムや韻を整えるために使われることもあります。この用法では文法の規則に縛られず、感情や雰囲気を伝える役割を担います。
例)The sun does set beyond the hills.
→太陽は確かに丘の向こうに沈む。
このように「Does」は、疑問文や否定文にとどまらず、強調表現や詩的な用法でも幅広く活用されます。これらの特殊な用例を理解することで、英語の表現力をさらに高めることができますので、意識的に使ってみましょう!
「Do」と「Does」を使った実践的な文例集

「Do」と「Does」を使った実践的な文例集をいくつか紹介します。
日常会話での文例
日常会話では、「Do」と「Does」を使うことで簡単に質問や確認ができます。以下の文例を参考に、日常会話での使い方をマスターしましょう。
- Do you like coffee?
→あなたはコーヒーが好きですか? - Does she play the piano?
→彼女はピアノを弾きますか? - What time do you usually wake up?
→普段は何時に起きますか? - Does your brother live in Tokyo?
→あなたのお兄さんは東京に住んでいますか? - Do they often go to the gym?
→彼らはよくジムに行きますか? - Does it rain a lot here?
→ここではよく雨が降りますか? - Do we have a meeting today?
→今日は会議がありますか? - Does this train go to the airport?
→この電車は空港に行きますか? - What do you do for fun?
→楽しみのために何をしますか? - Where does she work?
→彼女はどこで働いていますか?
ビジネス英語での文例
ビジネスシーンでも「Do」と「Does」は頻繁に使われます。以下の文例を参考に、職場でのコミュニケーションをスムーズにしましょう。
- Do you have any questions about the project?
→プロジェクトについて何か質問はありますか? - Does the report include the latest data?
→その報告書には最新のデータが含まれていますか? - How often do you update the website?
→どのくらいの頻度でウェブサイトを更新しますか? - Does the company provide training for new employees?
→会社は新入社員向けのトレーニングを提供していますか? - Do we need to attend the meeting tomorrow?
→明日の会議に参加する必要がありますか? - Does this software support multiple languages?
→このソフトウェアは複数の言語に対応していますか? - Do you handle international clients?
→国際的なクライアントを担当していますか? - Does the budget cover all expenses?
→予算は全ての経費をカバーしていますか? - Do we have any pending tasks?
→未完了のタスクはありますか? - Does the contract need to be signed today?
→契約書は今日署名する必要がありますか?
英語の試験で有効な文例
英語の試験でも「Do」と「Does」を正しく使うことが重要です。以下の文例を覚えて、試験対策に役立てましょう。
- Do you understand the instructions?
→指示が理解できますか? - Does this question require a detailed answer?
→この質問には詳細な回答が必要ですか? - How do you solve this problem?
→この問題をどう解決しますか? - Does the essay need to be written in a specific format?
→エッセイは特定の形式で書く必要がありますか? - Do you know the answer to the second question?
→2番目の質問の答えが分かりますか? - Does this passage indicate any historical events?
→この文章は何か歴史的な出来事を示していますか? - Do you need more time to complete the test?
→テストを完了するためにもっと時間が必要ですか?
実は「Do」と「Does」の使い分けは簡単!

「Do」と「Does」は英語の文で非常によく使われる助動詞です。正しい使い方を覚えれば、英語が自然かつ正確に話せるようになります。
- Do:主語がI、You、We、Theyの場合に使います
- Does:主語が三人称単数(He、She、It、This、That)といった三人称単数の場合に使います
この基本ルールを押さえることで、正確な文法を身につける土台ができます。「Do」と「Does」を正しく使うことは、英語の表現力を豊かにする第一歩。
日々練習を重ね、「Do」と「Does」の使い方を自然に使いこなせるようになりましょう!
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