- 英検のスピーキングテストって何?
- 各級の問題出題傾向や対策方法は?
- 申込の手順が知りたい!
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「英検のスピーキングテストに挑戦したいけど、何から始めればいいの?」という疑問を持っている人は多いです。
英語のスピーキング能力は、国際社会でコミュニケーションを取る上で不可欠なスキルです。
本記事では、英検におけるスピーキングテストの基本から効果的な練習方法・受験方法まで解説します。この記事を読めば、自信を持って英検のスピーキングテストに臨む準備ができますよ。
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英検のスピーキングテストの基礎知識
英検のスピーキングテストは、英語を話す力を測る試験です。
日本英語検定協会によって実施されており、5~1級まで多岐にわたるレベルで受験できます。インターネットを通じたオンライン形式で行われるため、特定の場所に足を運ぶ必要はありません。
試験では、自身のことを話す、写真を見て内容を説明する、質問に答えるなどの問題が出題されます。発音やアクセント、語彙や文法の正確性、流暢さなどが評価されます。受験には、マイクとカメラを内蔵したパソコンやタブレットが必要です。
スピーキングテストは、コミュニケーション能力の証明として多くの人に利用されています。学業成績の向上、海外留学の準備、職場での評価向上などの目的で受験する人が多いです。結果はCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に準じた基準で通知されるため、自分の英語力を具体的に把握できます。
» 英検のレベルと勉強法、他の試験との関係を紹介
英検におけるスピーキングテストの重要性
英検のスピーキングテストは、実用的な英会話能力を示す重要な試験です。
キャリアアップのために受験する学生や社会人が増えています。試験の成績がキャリアでプラスになることが多いです。
国際的なコミュニケーション能力を求められる場面での自信にもつながります。大学入試や就職活動においても、スピーキング能力を示す指標として重視されています。
» 英語が必要な理由
スピーキングテストの重要性は年々高まっており、さまざまな場面で英語能力を証明する手段です。
英検スピーキングテストのレベル別の概要
英検のスピーキングテストでは、5~1級まで級ごとに異なるスキルが求められます。自分に合ったレベルを選ぶことが大切です。
- 5級・4級
- 初級レベルで基本的な日常会話や自己紹介が中心
- 3級
- 中級レベルに相当し、やや複雑な日常会話や意見表明が求められる
- 準2級・2級
- 高度な意見表明や議論ができる能力が試される
- 準1級・1級
- 極めて高いレベルの英語能力が必要で、流暢なディスカッションやプレゼンテーション力が求められる
» 英検は何級から始める?キャリア形成に役立つ選び方を解説!
【級別】英検のスピーキングテストの内容と対策
ここでは、英検のスピーキングテストの試験内容と対策を解説します。試験で求められるスキルを正確に理解し、効率的な対策を立てましょう。
» 【レベル別】英検の効果的な勉強法を紹介!
英検5級・4級
英検5級と4級のスピーキングテストは、英語を始めたばかりの初心者に適したレベルです。日常生活における基本的なコミュニケーション能力が問われます。発音よりも、意思の疎通を図れるかが評価されます。5級では自己紹介やシンプルな質問に答えるスキルが必要です。
4級では難易度が上がり、より複雑な質問や短い会話への対応スキルが必要になります。日常的な表現を練習し、スムーズに話せるようになることが重要です。写真やイラストを使った練習や、模擬テストを利用するのも効果的です。限られた時間内で分かりやすく簡潔に伝えるスキルを養えます。
英検公式の練習問題や過去問を使い、テストの形式に慣れることも大切です。
英検3級
英検3級のスピーキングテストは、日常生活でよく使われる英語能力を測るために設計されています。中級レベルのスピーキングスキルを持つ人を対象とし、実践的な英語コミュニケーション力があるか判断するための試験です。
自分の意見や体験について話すことが求められます。実生活で英語を使う場面を想定した対策が重要です。試験内容は、自己紹介、写真説明、質問の3つのパートから構成されています。多様な英語表現や状況に応じた対応能力を評価されます。準備時間が1分間与えられるため、1分間で考えをまとめる練習も大切です。
スピーキングテストでは、発音や語彙、文法、話すスピード、流暢さが重要な評価ポイントです。バランス良くスキルを高めるために、さまざまなトピックについて英語で話す練習をしましょう。実際のコミュニケーションを想定した練習をすれば、本番で実践的なスピーキング力を発揮できます。
試験は録音され、試験後に評価される方式です。質問への回答を通じてコミュニケーション能力をアピールしましょう。オンラインサービスやアプリを使った練習も効果的で、多くの受験者がスキル向上に役立てています。
英検3級のスピーキングテストへの対策を行えば、コミュニケーション能力が向上し、より実用的な英語力を身に付けられます。
英検準2級・2級
英検準2級と2級のスピーキングテストは、実際の英会話能力を測る重要な試験です。日常的なテーマにもとづいた質疑応答を通じて、意見表明や質問への対応能力が評価されます。準2級では簡単な意見表明や理由の説明を求められ、2級ではより幅広い話題について意見を述べる力が求められます。
テストは、自己紹介、テーマにもとづいた質疑応答、ロールプレイの3部構成です。語彙や文法の正確性、発音の自然さ、流暢さなどが評価されます。内容の適切さやコミュニケーション能力も重要な評価ポイントです。準2級はA2~B1レベル、2級ではB1~B2レベルのCEFR相当の英語力が求められます。
過去問や模擬テストを活用し、日常会話の練習を重ねることは、スピーキング力向上に大いに役立ちます。
英検準1級・1級
英検準1級および1級のスピーキングテストは、上級レベルの英語力を測定する試験です。準1級では複雑なトピックに対する意見を述べる力が求められます。1級ではさらに広い話題について、流暢かつ論理的に話す力が必須です。実践的な英語活用能力が正確に評価されます。
テストは、2〜3分間のスピーチと質疑応答から構成され、時事問題や抽象的な概念から出題されるのが一般的です。日常会話ではなく、社会的な議論や学術的な内容に対応する英語力を測るためです。
合格には、高度な語彙力と表現技術が求められます。英字新聞の読解や討論の練習を通じ、さまざまなトピックに関する意見を組み立てる訓練が効果的です。ニュースや専門的な話題への対応力を高めましょう。
テストでは、自己流の答えではなく、評価基準に即した内容を話すことが重要です。発音の正確さはもちろん、話の構成や論理性も評価されます。
英検スピーキングテストの効果的な練習方法
英検スピーキングテストの効果的な練習方法を解説します。自分のレベルに合った練習を取り入れ、スコアアップを目指しましょう。
基本的なスピーキングの練習方法
スピーキングには以下のように、多くの練習方法があります。
- 鏡を使って発音練習をする
- 音読を繰り返し行い、流暢に話せるようにする
- シャドーイングでリスニングとスピーキングのスキルを鍛える
- 英会話アプリやオンラインチューターを活用する
- 友達や家族とのロールプレイで実践的な会話練習をする
- 日記やトピックについての短いスピーチを英語で書いて話す
- 英語のポッドキャストや動画を視聴し、まねる
- 英語の歌やラップを覚えて歌うことでリズムとイントネーションを学ぶ
- 記憶ゲームやカードゲームで楽しみながら語彙を増やす
- 定期的に自己評価を行い、改善点を見つけて練習に取り入れる
口の形や舌の位置を意識しながら発音を繰り返すと、正確に話せるようになります。スピーキング練習を定期的に行い、スピーキングスキルを向上させてください。
» 英語スピーキング力向上の秘訣
5級・4級の練習方法
英検5級や4級の合格を目指す場合、スピーキング力を高める練習が大切です。日常的なトピックについて短いスピーチを行えば、基本的な表現を自然に使えるようになります。単純な質問への回答練習は、反射的な会話能力を養ううえで効果的です。
語彙力を向上させるには、基本的な単語や表現を学ばなければなりません。同僚や家族とのロールプレイを通じた、会話の練習が効果的です。英語で自己紹介や日常生活の話ができるようになることは、スピーキングの基礎力を築くうえで重要です。
発音にも注意を払い、明瞭な発話の習慣をつけましょう。オンラインの英会話サービスやアプリを使った実際の会話練習も効果的です。公式のサンプル問題を解いてテストの形式に慣れたり、スピーキングを録音して聞き直し、改善点を見つけたりするのも有効です。
英語の絵本や児童書を声に出して読むことは、リズム感やイントネーションを理解するのに役立ちます。練習を積み重ねればスピーキングテストの準備が進み、自信を持って試験に臨めるようになります。
3級以上の練習方法と練習ツール
英検3級以上のレベルに対応したスピーキング練習は、実践的なスキル向上に欠かせません。英検のスピーキングテストでは、流暢さや発音だけでなく、内容の正確さや論理的な話し方も重視されます。
以下のような効果的なトレーニングが不可欠です。
- オンライン英会話サービスを使って、実践的な会話練習を行う
- 英検公式の練習問題や模擬試験を解いて実戦感覚を養う
- 映画やドラマのセリフを英語でシャドーイングし、発音やイントネーションを学ぶ
- 英語のニュース記事を読み、記事への意見や要約をスピーキング練習に活用する
- 英検スピーキング練習アプリやソフトを活用して練習する
- 英語のディスカッションクラブやトーストマスターズクラブに参加して、ディスカッションに慣れる
- 質問に対する回答を準備し、友人や家族にロールプレイ形式でフィードバックをもらう
- 英語の日記やブログを書いて、表現力と語彙力を高める
効果的な練習方法を取り入れれば、3級以上のスピーキングテストに自信を持って臨めるようになります。
英検スピーキングの受験方法
ここでは、英検のスピーキングテストの受験方法について解説します。一連の流れを把握すれば、受験当日に慌てることなく、安心して受験できます。
受験の申し込みから試験当日までの流れ
受験の申し込みから試験当日までの流れは以下のとおりです。
- 英検公式サイトまたは提携サイトで受験級を選択し、申し込む
- 受験料を支払い、申し込みを完了する
- 届いた受験票で、試験の日時と場所を確認する
- 受験日前に必要な身分証明書や筆記用具などを準備する
- 当日は受験票と身分証明書を持参し、試験開始時間前に会場に到着する
- 試験官の指示に従い、音声録音が始まるまで待機する
- 指定されたトピックについてスピーキングテストを実施する
試験終了後は、結果が郵送またはオンラインで届きます。受験から試験当日までの流れは毎回同じです。万全の準備をして、スムーズに試験を受けましょう。
必要な機材と環境設定
スピーキングテストを快適かつ円滑に受験するには、機材の準備と環境設定が不可欠です。以下を参考にしてください。
- 静かで明るい室内環境
- 安定したインターネット接続
- スピーカーとマイクロフォンが内蔵または接続されたコンピューター
- ウェブカメラ(内蔵または外付け)
- 必要に応じてヘッドセット
- 充電済みのスマートフォンまたはタブレット(バックアップ用)
- 受験用IDとパスワード
- 反射しない背景と落ち着いた服装
- 使用するプラットフォームの事前インストールとテスト
- 明るさが十分で顔がはっきり見えることを確認
- 試験の中断を避けるため、ドアに「試験中です」のサイン掲示
機材と環境設定ができれば、スムーズにスピーキングテストを受験できます。
オンラインでの受験手順と注意点
オンラインでの受験手順と注意点は以下のとおりです。
- 受験前に公式サイトからソフトをダウンロードしてインストールする
- 受験用のパソコンでカメラ、マイク、スピーカーが正常に機能していることを確認する
- 静かで明るい部屋を選び、背景が動かないことを確認する
- Wi-Fiは安定した高速なものを使用する
- 試験開始時間の少なくとも30分前にはログインし、システムチェックを行う
- 身分証明書を用意し、試験官に提示できるようにする
- テスト中にメモを取る場合は、白紙の用紙と鉛筆を使用する
- ヘッドフォンやイヤホンは使用せず、スピーカーから直接音声を聞く
- 試験中は他のアプリケーションやブラウザを開かない
- 試験中のトラブルは、直ちに試験監督に報告する
準備を整えて、試験に臨みましょう。
英検スピーキングに関するよくある質問
英検スピーキングテストについて、よくある質問と回答を紹介します。受験に向けた不安を解消したい方は参考にしてください。
- 失敗したときの再受験は可能?
- テスト結果はどれくらいで分かる?
失敗したときの再受験は可能?
英検スピーキングテストは、再受験が可能です。勉強し直して、次回のテストで合格を目指せます。再受験は再度申し込みが必要ですが、誰でも前回の成績に関係なく申し込みできます。失敗にくじけずに挑戦することが重要です。
再受験には再び受験料を支払う必要があること、試験日や申し込み期間を事前に確認し、期限内に手続きを完了させることが必要です。詳細な手続きや日程は、公式サイトや案内資料をご確認ください。
テスト結果はどれくらいで分かる?
英検スピーキングテストの結果は、受験日から2週間以内にオンラインで確認するのが一般的です。結果は登録したメールアドレスに通知されます。メールの確認を忘れないようにしましょう。
公式サイトにアクセスして、マイページにログインすれば、いつでも結果を確認できます。ログインパスワードは紛失しないようにしましょう。受験した級によっては、結果発表の日程が異なる場合があります。公式サイトで具体的な日程の確認が必要です。
書面での結果通知を希望する場合には、受験前に手続きが必要です。結果が郵送で届くまで約1ヶ月かかります。あらかじめ情報を把握したうえで、自分に合った結果通知方法を選びましょう。
まとめ
英検のスピーキングテストは、実用的な英語能力の証明に役立ちます。級ごとに異なるテスト内容に合わせた対策が必要です。基本的な練習からレベル別の対策まで、効果的な学習方法を理解し、実践しましょう。
スピーキングテストは、オンラインで受験できます。事前の準備や当日の流れも把握しておきましょう。試験結果の通知時期や再受験の可否など、受験者のよくある質問に対する答えも知っておくと心強いです。
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