- 英検のリスニングってどんな内容?
- 各級の問題出題傾向は?
- 具体的な対策方法が知りたい!
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英検の約半分の配点を占める「リスニング」は、合否を大きく左右する重要なセクションです。
そこで本記事では、英検リスニング試験の攻略法を級別に解説します。
適切な学習方法と対策が分かれば、英検リスニング試験のスコアは大きく改善させることが可能です。この記事を読むことで、英検リスニング試験に自信をもって臨めるようになりますよ。
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英検リスニング試験の概要
英検リスニング試験は、日本で行われている英語能力を測る試験「実用英語技能検定」の一部です。英検リスニング試験は、日常会話からビジネスまで、幅広い英語聞き取り能力を評価するために設計されています。各級のレベルに合わせて、さまざまな形式の問題が用意されています。
受験者に求められるのは、会話やアナウンスの内容を正しく理解し、問題に答える力です。リスニングスキルは、英語のコミュニケーションスキルの核となります。英語を話す際は、相手が話していることを正確に聞き取るスキルが欠かせません。英検リスニング試験の対策を通じて、実践的なリスニングスキルを身に付けられます。
» 英語リスニングが苦手な理由と改善する練習方法
英検リスニング試験の重要性
英検リスニング試験の重要性は極めて高いです。実際の英会話能力に加え、日常生活や仕事でのコミュニケーション能力が評価されるためです。英検では、リスニング力が総合的な英語力の証明として重視されています。
英検リスニング試験では、一定以上のスコアを獲得しなければなりません。国際的な環境で活躍するには、さまざまなアクセントや発音に対応できるリスニングスキルが必要です。英検リスニング試験は、実践的なリスニング力の向上に大いに役立ちます。
英検リスニング試験の問題形式
英検リスニング試験では、音声を聞いて内容を理解し、正しい答えを選ぶ力が試されます。使われる音声のシチュエーションはさまざまです。さまざまな音声を正確に聞き取り、問題に答えなくてはなりません。英検リスニング試験には以下の特徴があります。
- 一般的に選択肢から正しいものを選ぶ多肢選択式の問題が出題される
- 指示に従って答えを選ぶ問題や、短い会話に基づく質問への回答問題が出題される
- 各級ごとに時間や問題数は異なる
- 英検準1級以下では、日常的な状況や具体的な情報が中心の問題が多い
- 英検1級では、より複雑な聞き取り問題が出題され、抽象的な内容や意見の理解が問われる
- 音声は一度しか流れないため、集中して聞く能力が求められる
写真を使った問題や、特定の情報を書き取る問題など、さまざまな問題形式があります。幅広いリスニング力を身に付けましょう。
英検各級のリスニング問題の特徴
英検リスニング試験は、級ごとに特徴があり、それぞれ異なる能力が試されます。級が上がるにつれて、問われる英語の聞き取り能力は上がるため、より複雑で高度なリスニング力が必要です。英検各級のリスニング問題には以下の特徴があります。
- 英検5級:日常生活で使う基本的な表現や単語の理解を問う
- 英検4級:やや複雑な日常会話の理解が求められる
- 英検3級:日常会話だけでなく、具体的な情報を聞き取る能力が問われる
- 英検準2級:会話の速度が上がることに加え、多様な表現を含む問題が出題される
- 英検2級:抽象的な内容や意見を含む、より高度なリスニングが必要となる
- 英検準1級:長めの会話や講演を聞き取り、推論する力が試される
- 英検1級:高度な語彙力と複雑な情報の整理・分析能力が求められる
- 級が上がるにつれて、話し手の数やアクセントの多様性、話の速さが増す
級ごとに問題形式は異なります(例:対話形式、ナレーション形式)。受験する級に応じた対策が必要です。
» 【レベル別】英検の効果的な勉強法を紹介!
リスニング問題の種類と出題傾向
英検では、多岐に渡るリスニング問題の種類と出題傾向を把握することが重要です。リスニング問題には、以下の種類があります。
- 短い会話や発言を聞いて質問に答える問題
- 長めの会話やセリフを聞いて内容理解を問う問題
- 図や地図などの視覚的情報を使ったリスニング問題
- 複数の話し手が登場する会議や討論形式のリスニング問題
リスニング問題の出題傾向は以下のとおりです。
- 級によって英語のスピードや語彙の難易度が異なる
- 生活場面、学校場面、公共の場などさまざまなシチュエーションが題材となる
- 出題されるアクセントや発音のバリエーションが幅広い
- 英検準1級以上では英語の音声だけでなく、さまざまな英語圏のアクセントや方言も出題される
適切な対策を行えば、リスニング力は向上します。
英検リスニング試験の対策法
英検リスニング試験の対策法を知ることは、試験準備を効率的に進める上で重要です。聞き取り能力を鍛える方法や英検リスニング試験特有の対策方法、教材の活用法について、詳しく解説していきます。
聞き取り能力を鍛える
聞き取り能力を鍛えるには、実践的な練習が必要です。実践的な練習によって、リスニング力が向上します。
- 日常会話を英語で行う練習をする
- 英語のニュースやポッドキャストを聞く
- 英語の歌を聴き、歌詞を追う
- 英語のオーディオブックを活用する
- 映画やドラマを英語の音声で視聴する
- リスニング練習用の教材を利用する
- 英語のラジオ番組やYouTubeチャンネルを定期的に聞く
- 英語での会話クラブや言語交換パートナーとの集まりに参加する
- リスニングスキル特化のオンラインコースまたはアプリを利用する
- 毎日リスニング練習の時間を確保し、継続的に練習する
- 英語の発音やアクセントに慣れるために、多様な英語圏の音源を聞く
- ノートを取りながら聞く練習をして、聞き取りとメモ取りの同時処理能力を向上させる
聞き取り能力が向上すれば、英検リスニング試験において大きなアドバンテージです。
» 英語が聞き取れない原因と対策
英検リスニング試験特有の対策をする
英検リスニング試験では、英検特有の問題が出題されます。問題の傾向に応じた、適切な対策をしましょう。
- 短い会話やナレーションを聞いて、質問に対する答えを選ぶ形式の問題への対策をする
- 音声が一度しか流れないため、集中力を高めるトレーニングをする
- キーワードや情報の要約を素早くメモ取りする技術を習得する
- 接続詞や前置詞などの小さな単語に注意を払い、文脈を理解する練習をする
- 選択肢を予測し、リスニング中に注意すべきポイントを明確にする
- 発音やアクセントの違いに慣れるための聞き分け練習をする
- 級ごとの問題傾向を分析し、実践的な練習問題を解く
- ネイティブスピーカーの音声を聞いて、自然な英語のリズムやイントネーションを学ぶ
- 時間配分の練習をして、スムーズに問題に解答答えられるようにする
- 試験前に模擬テストを受け、本番に備える
適切な対策をすれば、英検リスニング試験で高い成績を収められます。
»英語の勉強法完全マスター
リスニング力強化のための学習ツールを利用する
リスニング力強化のために学習ツールを利用することは、英語聞き取り能力を伸ばす上で大変役立ちます。多くのツールの中から、自分に最適なものを見つければ、リスニング力を効率的に高めることが可能です。
- 言語学習アプリを活用する(例:Duolingo, Babbel)
- 英語リスニング専門アプリを活用する(例:英語耳, ELSA Speak)
- YouTubeチャンネルやポッドキャストでリアルな英会話を聴く
- オンライン英会話サービスで、ネイティブスピーカーと会話練習をする
- 英語字幕付き映画やテレビ番組を鑑賞して、耳を英語に慣らす
- 英検専用リスニング対策ソフトやCDを使う
- 英語ニュースサイトやラジオ番組で、実際のニュースを聞く
- 英語教材のオーディオブックを使って、聞き取り練習をする
- 英語のシャドーイング(聞いた内容をそのまま繰り返す)を行う
- 無料・有料のオンラインリスニング練習教材を活用する
自分の学習スタイルや目標に合ったツールを見つけ、楽しみながらリスニング力を鍛えましょう。
» 聞き取る力がアップする!シャドーイングの効果を高める方法
【級別】英検リスニング試験対策
英検リスニング試験は、英語の総合的な聞き取り能力を測る重要な試験です。英語の聞き取り能力は、実際の英語コミュニケーションにおいて大切です。英検で高い成績を取るには、英語の聞き取り能力が欠かせません。
英検では、級ごとに異なるリスニング問題が出題されます。それぞれの級に適した対策が必要です。級ごとのリスニング対策について、詳しく解説していきます。
» 英検は何級から始める?キャリア形成に役立つ選び方を解説!
英検5級リスニング試験
英検5級リスニング試験は、小学校高学年から中学生を対象にした、入門レベルの英語試験です。英語の学習を始めた子どもたちが、基本的なリスニング能力を養うために設計されています。英検5級リスニング試験の傾向は以下のとおりです。
- 基本的な日常会話や、簡単な指示に対する理解が問われる
- 計15問が出題され、約15分間で行われる
- 選択式問題(画像選択や答え選び)で構成されている
- 登場する単語や表現は、小学校英語教育で学ぶ基本的なものに限られる
- 英会話の基本的な挨拶や、日常生活で使われる簡単なフレーズが多い
リスニング対策として日常英会話の練習をしましょう。英語の歌やアニメーションを聞くのも有効な対策です。
英検4級リスニング試験
英検4級リスニング試験は、初級レベルの聞き取り能力を測る試験です。日常生活でよく使われる単語や表現を理解し、簡単な会話や説明を聞いて内容を把握する能力が問われます。英検4級リスニング試験の傾向は以下のとおりです。
- 聞き取った情報に基づいて、選択肢から正答を選ぶ選択問題が多い傾向
- 問題数は合計で6問程度で、試験時間は約20分
- 音声はゆっくりと明瞭に発音されるが、基本的な単語や表現の理解が必要
対策として、日常英会話を題材にしたリスニング教材の活用が効果的です。過去問に耳を慣らして、試験の形式に慣れましょう。学校の授業で習う基本的な語彙や文法を、正確に理解する力が必要となります。
英語の音読やシャドーイング(聞いた内容をそのまま繰り返す)などの発音練習も有効な対策です。リスニング教材やオンライン教材を積極的に活用するのをおすすめします。
英検3級リスニング試験
英検3級リスニング試験は、中学校レベルの英語力を測る試験です。短い会話やニュースなど、日常生活で耳にする内容が出題されます。英検3級リスニング試験の傾向は以下のとおりです。
- 全25問で構成
- 会話文理解、話の内容理解、短いニュースの内容理解問題が出題
- 音声は2回ずつ再生
- 制限時間は約30分
- イラストや写真が提示される問題も出題
- 正しく答えるには、文脈理解やキーワードの聞き取りが重要
- 日常的な会話や学校生活、趣味、旅行などが題材
対策として英語の音声教材を活用し、聞き取り練習を行うのがおすすめです。さまざまなアクセントや発音に慣れておく必要があります。実際の試験と同様の形式で、模擬試験を解くのが効果的です。
英検準2級リスニング試験
英検準2級リスニング試験は、高校中級レベルの試験です。日常会話からやや複雑な話題まで出題されます。英検準2級リスニング試験の傾向は以下のとおりです。
- 試験時間は約25分間
- さまざまな英語のアクセントと発音に対応が必要
- 日常会話から複雑な話題までの理解が必要
- パート1:写真描写問題(8問)
- パート2:質疑応答問題(6問)
- パート3:短い会話と会話に関する質問(5問)
- パート4:長い会話または短いスピーチの内容理解問題(5問)
対策として過去問演習や模擬試験の活用がおすすめです。英語を日常的に耳にする習慣を身に付けましょう。リスニング学習アプリやオンライン教材の利用が効果的です。
英検2級リスニング試験
英検2級リスニング試験は、高校卒業程度の英語力を測る試験です。日常的な話題からビジネス、教育、文化まで、幅広い話題が取り上げられます。英検2級リスニング試験の傾向は以下のとおりです。
- 3部構成、合計約15問から構成
- パート1:主に簡単な会話に基づく問題(6問)
- パート2:長めの会話や話を聞き、情報を書き取る問題(3問)
- パート3:情報を要約したり論理的に考えたりする力が求められる問題(6問)
- 選択問題や、情報を聞き取って記入する問題が出題
- イギリス英語とアメリカ英語の両方が出題されることも
- 時間管理が重要
一度しか音声が流れないため、一度で正確に情報を聞き取る能力を身に付けましょう。高得点を取るには、聞き逃した情報を予測する能力が必要となります。
英検準1級リスニング試験
英検準1級リスニング試験は、大学中級レベルの英語力を測る試験です。さまざまな状況や話題に関する長めの会話や、講演を理解する力が求められます。英検準1級リスニング試験の傾向は以下のとおりです。
- 会話文理解、要約理解、意見文理解問題などが出題される
- 抽象的な内容や論理的な展開を理解する力が試される
- スピード感を持って解答する必要がある
- 実際に英語が使われる場面を想定した、複雑な問題が出題される
- 正答率を上げるには、高度な語彙力と文法知識が必要となる
- 日常英会話を超えた、専門的な話題やビジネス英語にも対応できる聞き取り能力が求められる
対策として英語のニュース放送やポッドキャスト、講演などを聞き、要点をまとめるトレーニングをしましょう。多様な英語のアクセントや表現に慣れることが重要です。
英検1級リスニング試験
英検1級リスニング試験は、最上級レベルの英語読解力が求められる試験です。英検リスニング試験の時間が全体の約25%を占めます。英検1級リスニング試験の傾向は以下のとおりです。
- 長文のモノローグや対話が出題される
- 学術的な内容や抽象的な話題が多い
- ネイティブスピーカーが話す早い英語とさまざまなアクセントに対応する必要がある
- メモが取れる
- 幅広い知識と語彙が要求される
- 総合的な英語力と高度なリスニング能力が試される
- 実際に英語が使われる場面を想定した、難易度の高い聞き取りが求められる
- 時事問題や専門的なトピックに精通している必要がある
対策として、英語ニュースや学術講演の聞き取り練習おすすめです。ポッドキャストやTEDトーク、オーディオブックなどを活用した聞き取り練習が有効となります。実践的なリスニングスキル向上のためのトレーニングが不可欠です。
まとめ
英検リスニング試験では、英語の聞き取り能力が試されます。受験する級に応じた問題形式と出題傾向に適切に対応しなければなりません。日常的に英語のリスニング練習を行い、英検特有の問題に慣れることが成功の鍵です。
さまざまな学習ツールやアプリを活用して、聞き取り能力を効率よく強化しましょう。それぞれのレベルに合わせた学習を進めれば、英検リスニング試験で高い成績を収められます。
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