- 英検のリーディング問題の配点や時間は?
- 各級の構成やレベルが知りたい!
- リーディング対策法のコツは?
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英検の試験では、リーディング力が非常に求められます。
そこで本記事では、英検におけるリーディング試験の構成と各級の概要・効果的な勉強法を解説します。この記事を読むことで、スムーズに英検のリーディング対策が進められます。
英語のリーディング力向上のコツを知り、英検合格を目指しましょう♪
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英検リーディング試験の基礎知識

ここでは、英検のリーディング試験に関する基礎知識を解説します。
英検リーディング試験の目的と重要性
英検のリーディング試験は、受験者の英語読解能力を測るために設けられています。国際的な場で使われる英語では、文章読解力がとても大切です。さまざまな形式の文章を読み、内容を正確に理解し分析する力が問われます。
進学やキャリアアップにおいても、英検リーディング試験の成績は重要な役割を果たします。試験の成績が英語力の証明となるため、信頼性が高いです。
» 英語リーディングの勉強法
英検リーディング試験の構成
英検のリーディング試験は、受験生の英語読解能力を測る重要なパートで、配点も大きいです。リーディング試験の構成は、以下のとおりです。
- 問題形式:選択式(4択)、空所補充、並べ替え
- 文章の種類:対話、説明文、物語、意見文
- 問題数:級によって異なる(例:5級では25問、2級では50問)
- 試験時間:級によって異なる(例:5級では45分、1級では90分)
- 評価ポイント:語彙力、文法知識、読解力
【級別】英検リーディング試験の概要

英検のリーディング試験では、級によって英文の難易度や長さ、求められる理解度が異なります。自分の実力に合わせて選びましょう。
- 英検5級:簡単な英文を読み、単語や短い文の意味を理解する
- 英検4級:少し長めの英文を読んで文の内容を把握し、基本的な情報を得る
- 英検3級:複数の段落からなる英文を読み、詳細な情報を理解し、要旨をつかむ
- 英検準2級:広い範囲の話題を扱った英文を読み、論点や意見を理解する
- 英検2級:専門的な話題や抽象的なテーマを含む英文を読み、複雑な内容や意見の違いを理解する
- 英検準1級:高度な英語表現を含む複雑な英文を読み、深い理解と分析をする
- 英検1級:高度な専門英語と抽象的な概念を含む英文を読み、詳細な内容分析や論評を行う
要求される能力は、簡単な英文の意味の理解から始まり、徐々に難しくなっていきます。英検リーディング試験は、英語の理解力と分析力を段階的に伸ばせる試験です。
» 【レベル別】英検の効果的な勉強法を紹介!
英検5級リーディング試験
英検5級のリーディング試験は、初級レベルの英語力を測る試験です。
- 約850語の基本的な英単語と簡単な文法知識が必要とされる
- 主に日常生活に関連した短い会話や説明文が出題される
- リーディング問題にはさまざまな問題形式があり、選択問題が多い
- 全体の試験時間のうち、リーディング試験に割かれる時間は短い
- 問題数は限られており、正確かつ迅速な読解が求められる
- 文脈を理解する能力が試される
英語学習初期段階の基礎といえます。
英検4級リーディング試験

英検4級のリーディング試験は、基本的な英語力を測る試験です。
- 短い文章や広告、手紙などを読む問題が出題される
- 主に基本的な単語や簡単な文法事項を理解しているかを評価される
- 問題は選択式であり、内容理解や文脈からの推測力が問われる
- 時間制限内で効率的に問題を解く能力が必要とされる
英検4級に合格するには、リーディング試験で一定以上の問題に正答しなければなりません。
英検3級リーディング試験
英検3級のリーディング試験は、中学校の卒業程度の英語力を測る試験です。
- 試験時間は45分間
- 読解問題は約20問出題される
- 主に空所補充、内容一致、文の並び替え問題が出題される
- 日常生活や一般的な社会生活に関する内容が多い
- 英文は比較的短めで、単文または複文構造が多い
- 読解力だけでなく、語彙力と文法力も同時に問われる
効率的に問題を解くには、適切な時間配分が重要です。時間管理を行い、落ち着いて問題に取り組みましょう。
英検準2級リーディング試験

英検準2級のリーディング試験は、高校中級程度の英語力を測る試験です。
- 試験時間は50分
- 文章理解、長文読解、情報捜索の3つのセクションから構成される
- 読解問題は、メール、広告、エッセイ、対話、記事など多岐にわたる
- 全体の問題数は約35問
- 日常生活や社会問題に関する内容が多い
- 選択問題、文の並び替え、内容の真偽判定などが出題される
文脈を理解して本文の主旨を掴む能力が求められます。対策として、読解速度の向上、語彙力強化、過去問分析が有効です。
英検2級リーディング試験
英検2級のリーディング試験は、高校卒業程度の英語力を測る試験です。
- 長文読解、情報捜索、文章理解の3つのパートがある
- 長文読解パートでは、1つまたは複数の長文を読み、内容に関する質問に答える
- 情報捜索パートでは、短い文章や広告、通知などから特定の情報を見つけ出す
- 文章理解パートでは、与えられた短い文章の意味や文脈を把握し、質問に答える
- 合計の問題数は約45~50問程度で、試験時間は70分間
- 問題は、選択問題と記述式が混在している
- 日常的な話題からビジネス、科学、文化など幅広い問題が出題される
- 多読と語彙力増強が対策として有効である
- 速読術と正確な情報把握能力が求められる
- 冗長な文章から重要情報を見抜く力も必要とされる
多読や語彙力の強化、速読術の習得を通じて対策しましょう。
英検準1級リーディング試験

英検準1級のリーディング試験は、大学中級レベルの英語力を測る試験です。
- 試験時間は70分間
- 総単語数が約3,500~4,500語の長文が数篇出題される
- 内容は社会問題、科学、文化、経済など多岐にわたる
- 内容理解の選択問題、文章構成問題、概要把握問題が出題される
- 詳細な内容の把握と論理的思考が要求される
- 正確な読解だけでなく、限られた時間内での情報処理能力が鍵となる
速読力、推論力、語彙力など、英語力が総合的に評価されます。英語を深く理解し、柔軟に扱う力が必要です。
英検1級リーディング試験
英検1級のリーディング試験は、最上級レベルの英語読解力が求められる試験です。
- 長文読解問題が中心で、複雑な内容や抽象的なテーマを読み解く
- 記事、論文、評論など高度な英語が使用される文章が対象となる
- 速読力と正確な理解力のバランスが重要とされる
- 詳細な情報の理解、主旨の把握、論点の識別、意見や態度の推察が求められる
- 複数の選択肢から正解を選ぶ形式で出題される
- 時間管理が重要で、限られた時間内で効率良く問題を解く力が試される
- 語彙力は高度なものが要求され、専門的な単語や慣用句に対する知識が必要とされる
総合的な英語力を駆使し、解答する能力が求められる試験といえます。
英検リーディング試験の勉強法

英検リーディング試験では、継続的な努力と正しい勉強法が重要です。ここでは、おすすめの勉強法を紹介します。
- 語彙力を強化する
- 長文読解力を高める
- 推論力を強化する
- 速読術を習得する
- 過去問を活用する
- 時間配分のコツをつかむ
複数のスキルをバランスよく伸ばしていきましょう。
語彙力を強化する
語彙力は、英検リーディング試験で大きな鍵を握ります。多様なトピックの文章が出題されるため、幅広い語彙を習得することが成功への近道です。語彙力を強化する方法は、以下のとおりです。
- 多読を行い、さまざまなトピックに触れる
- 英単語帳や語彙リストを使い、定期的に新しい単語を学ぶ
- 同義語や反意語を学ぶ
- 知らない単語に出会った場合は、辞書で意味を調べる
- 英語で書かれたニュースや記事を読み、特定の分野の専門用語に慣れる
- 日常会話で新しく学んだ単語を使い、記憶に定着させる
- 活用形や派生語を学び、単語の使い方を拡充する
- オンラインの語彙強化プログラムやアプリを利用する
- クイズやゲーム形式で楽しく学ぶ
- 英語学習者向けの教材を使い、レベルに応じた語彙を取得する
多読や単語帳、学習教材の活用など、さまざまな学習法を組み合わせて対策しましょう。
» 英語のボキャブラリーを増やす方法
長文読解力を高める
長文読解力を高めるには、さまざまなジャンルの文章に触れる多読が有効です。多様な文体や表現に慣れれば、理解の幅が広がります。長文読解力を高める方法は、以下のとおりです。
- 本文の構造を理解するために、段落ごとの要旨を把握する練習をする
- 要約技術を身に付け、趣旨をくみ取れるようにする
- 推論問題に特化した練習を通じて、文章内の暗黙の意味を読み取る能力を高める
- 情報の関連性や因果関係を追うことで、論理的理解を深める
- 新しい語彙や表現に出会った際、文脈から意味を推測する練習をする
- 速読術を養うために、時間を計って読む練習を積む
- 読解問題に取り組む際、キーワードや重要なフレーズに注目する
定期的に長文読解テストを行って自分の弱点を明確にし、対策を練りましょう。
» 英語多読の効果と成功させる5つのポイントを解説!
推論力を強化する

推論力の強化は、英検リーディング試験において重要です。推論力とは、書かれていない情報や意味を読み取ったり、提示された事実から論理的な結果を導き出す能力のことです。推論力があれば、文章の背後にある意図や隠されたメッセージを理解できるようになります。
推論力を強化する方法は、以下のとおりです。
- 統計的なデータや、暗示的な表現の解釈を練習する
- 文章の隠された意味や、作者の意図を推測する練習を行う
- 文脈から単語の意味を推測するスキルを向上させる
- 不明確な情報に基づいて、論理的な結論を導く能力を鍛える
- 比喩表現や慣用句の理解を深める
- 矛盾点や論理の飛躍を見つけ、批判的に読む練習をする
文章中に答えが明示されていない問題に対しても、論理的な思考で答えを導き出すテクニックを学びましょう。
速読術を習得する
英検リーディング試験で高得点を目指すには、速読術の習得が極めて重要です。効率的に文章を読むスキルが、試験の成功に直結します。速読術を習得する方法は、以下のとおりです。
- 目の動きを最適化し、サッチング(瞬間的な視点の移動)を減らす
- 効果的なスキミング(大意を掴むための読み)とスキャニング(特定情報の探索)の違いを理解する
- 読む際のサブボーカライゼーション(心の中で声に出すこと)を減らす
- 文章の構造を素早く理解し、重要な情報に焦点を当てる
- 読むペースを上げるトレーニングを行う
- 時間制限を設けた読書練習を通じ、実践的なスピードリーディング能力を養う
- 速読用ソフトやアプリを活用し、速読スキルを向上させる
適切な方法で継続的な練習を行えば、情報をより早く、効率的に処理する能力が高められます。速読術の習得は、単に速く読むだけでなく、賢く情報を得る有効な手段です。
過去問を活用する

英検リーディング試験対策には、過去問の活用が有効です。過去問を活用することで、試験の形式や出題傾向を理解し、適切な準備ができます。実際に過去の問題を解くと、時間配分の感覚を掴めるようになります。過去問を活用するポイントは、以下のとおりです。
- 解答した過去問を徹底的に分析し、間違えた問題の原因を理解する
- 正答の理由も確認し、正解の根拠を明確にする
- 実際の試験と同じ時間制限を設け、本番に近い条件で練習する
- 過去問を定期的に解いて自己ベストを更新し、進捗を可視化する
- 過去問の解説書や解答解説を参考に、読解力を高めるポイントを学ぶ
英検リーディング試験で高い成績を目指すには、過去問を使った学習が欠かせません。過去問を通じて試験に慣れ、知識を定着させましょう。
時間配分のコツをつかむ
時間配分は英検リーディング試験においても重要です。限られた時間内にさまざまな問題を解くには、時間を効率的に使わなければなりません。時間配分ができれば、余裕を持って問題に取り組めるようになり、プレッシャーを軽減できます。
適切な時間配分の習慣を身に付けることで、スムーズに試験を進められます。高いスコアを目指すうえで大きな助けにしましょう。
» 英検合格の鍵は時間配分!効率的な時間活用法を解説
まとめ

英検のリーディング試験は、英語読解能力の測定を目的としています。語彙力、文法知識、長文読解力が重要なポイントです。英検のリーディング試験には、5級から1級まであり、段階的に能力を高められます。学習のポイントは、以下のとおりです。
- 語彙力を強化し、長文読解力を高める
- 推論力を養成し、速読術を習得する
- 過去問を解き、時間配分のコツを学ぶ
- 時間内に効率的に問題を解く能力を身に付ける
英検のリーディング試験への挑戦を考えている方は、効果的な学習法を取り入れ、効率よくスキルアップしてください。
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