- 子どもが小学生のうちから英検に挑戦させたい
- 子どもが英検に合格するための勉強法を知りたい
- 親はどのようにサポートすればいいの?
オンライン英会話を受講している様子
我が家ではこれまで20社以上のオンライン英会話を体験し、主人は英語の学び直し・子どもは3才~おうち英語をスタートさせています♪
小学生のうちから英検合格のために勉強することは、子どもの成長にもつながります。小学生の子どもに英検を取得させたいと思う親は多いです。
この記事では英検に合格するための勉強方法から受験の流れ、子どもが楽しく英語を学べるコツを紹介します。記事を読んで、子どもが英検に合格できるようサポートしていきましょう。
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小学生が英検を受ける意義・目的・メリット
本章では以下の内容を紹介します。
- 小学生が英検を受験する意義
- 英検の概要と目的
- 小学生が英検を受けるメリット
小学生が英検を受験する意義
小学生が英検を受験する意義は、英語を勉強する習慣が身に付くことにあります。英検合格という目標を持つことで、モチベーションを保ちながら勉強できます。
英検に合格すれば自信が深まり、学習意欲の維持が可能です。英語の4技能(読む、書く、聞く、話す)を身に付けられれば、将来的に国際社会で活躍できる人材として期待できます。
» 英語が必要な理由
英検の概要と目的
英検は、公益財団法人日本英語検定協会が実施している試験です。英検の目的は、受験者の英語力がどのくらいあるか正しく評価することです。英検は初心者向けの5級から高度な英語力が求められる1級まで、さまざまなレベルに対応しています。
試験ではリスニング(聞く力)、リーディング(読む力)、ライティング(書く力)、スピーキング(話す力)の4技能が評価されます。
学校や就職活動で、自分の英語力を証明する手段として役立つ「英検」。英語学習者がより学びたいと感じるよう、成果を可視化する役割も担っています。
小学生が英検を受けるメリット
小学生が英検を受けるメリットは、現時点でどのくらい英語力があるかわかること。英検は受講者の英語レベルを測定し、客観的に示す公式な資格です。
子どもが英検に挑戦することで、英語学習に対するモチベーションが高まります。別教科の学習意欲も増すことが期待でき、学校の成績アップや受験でも有利になる可能性があります。
国際的な視野を養えるので、グローバルコミュニケーション能力を身に付けられるでしょう。
英検のスピーキングテストはコミュニケーション能力を高めるのに役立つため、英語の4技能をバランスよく伸ばせます。英検合格に向けて勉強することで、学習習慣を身に付ける良いきっかけにもなります。
英検各級の概要と小学生におすすめの級
英検には、英語初学者向けの5級〜上級者向けの1級まで用意されています。小学生が試験に挑むときは、自分のレベルに合った級を選ぶことが重要です。
本章では、英検5級〜1級の概要と小学生が受験するならどの級が適しているかを紹介します。
英語初学者の小学生には基本の英単語やフレーズが理解できる英検5級か、日常会話が少しできる英検4級が適しています。基礎学習が終わっているなら、英検3級が良いでしょう。
中学英語学習が終了している小学生は、英検準2級の受験が可能です。学習段階や個々の能力に応じた級への挑戦が推奨されます。
英検各級の概要: 5級から1級まで
英検には初心者から上級者まで適した多様なレベルが設定されています。自分に合った級を選ぶことで、英語力の向上を目指せます。
- 英検5級
- 初心者向けで、基本的な英語表現や簡単な日常会話の理解ができるレベルです。英語学習を始めたばかりの小学生に向いています。
- 英検4級
- 基本的な日常英会話が可能で、英語の基礎知識が求められます。
- 英検3級
- 中学校卒業程度の英語力があれば挑戦でき、具体的な意見を述べられます。
- 英検準2級
- 高校入試レベルの英語力が必要とされ、幅広い話題での意見交換が可能になります。
- 英検2級
- 高校卒業程度で、論理的な議論を展開する能力が試されます。
- 英検準1級
- 大学入試レベルの能力が求められ、専門的な話題について深い理解と表現力が問われるレベルです。
- 英検1級
- 大学卒業程度で、高度なビジネス英語や複雑な話題について理解し、表現する能力が求められます。
試験を通じて自身の英語力を確認し、さらなる進歩を目指しましょう。
» 英検のレベルと勉強法、他の試験との関係を紹介
小学生に最適な英検の級
小学生に適した英検の級を選ぶことは、英語学習を挫折しないうえで大切です。
英検5級は入門レベルなため、小学校低学年の生徒に適しています。基本的な英単語やフレーズの学習を始められます。
英検4級は日常会話がわかる程度のレベルで、小学校中学年の生徒向けです。実際のコミュニケーションで使う表現を習得します。
英検3級は基本的な英語力を問うもので、小学校高学年以上の生徒におすすめです。英文法の基礎知識と簡単な英会話ができる能力が求められます。
英検へ挑戦することで子どもの学習目標を明確にし、進捗をはっきりとさせる手段となります。適切な級を選べば、子どもの学習状況や英語への興味に合わせた進め方が可能です。学習のモチベーションを維持する助けとなります。
» 英検は何級から始める?キャリア形成に役立つ選び方を解説!
【小学生対象】英検の勉強方法
小学生が英検合格に向けて効率よく勉強するためには、楽しみながら学べる方法を取り入れることが大切です。本章では以下の勉強方法について解説します。
- 英単語
- リスニング
- 英文法
- スピーキング
- ライティング
本章を読んで、英語の勉強を楽しみましょう。
» 【レベル別】英検の効果的な勉強法を紹介!
英単語
英検を受けるにあたって、英単語学習は大切です。英単語は英語の基礎となる部分になります。単語を覚えれば英語の意味が理解できるようになり、英文読解力やスピーキング力向上にもつながります。
毎日英単語に触れる習慣をつけましょう。例えば、朝の歯磨きの時間に単語カードを見るなど、日常生活に英単語を取り入れるのがおすすめです。イラスト付きの単語カードや学校の教科書、参考書にある単語リストも役立ちます。
オンラインの単語学習ツールやアプリの利用も効果的です。インターネットやスマートフォンには楽しく英単語を学べるアプリがたくさんあります。発音を聞きながら覚えることも大切です。正しい発音で単語を繰り返し発声すると、聞き取りや会話のスキル向上につながります。
英単語ゲームやクイズを取り入れた学習、家族・友人との会話練習も有効です。単語の意味だけでなく、例文や文脈での使用方法を理解することも重要です。
英単語を忘れないために定期的に復習しましょう。記憶の定着と長期記憶に役立ちます。楽しみながら学ぶことで、英検合格に必要な英語力が身に付きます。
»英単語の覚え方
リスニング
リスニングは、英語学習において重要なスキルです。小学生が英検のリスニング試験に対応するためには、普段から英語の音声に触れることが大切です。例えば、英語の歌や物語を聞けば、耳が英語に慣れていきます。英検専用のリスニング教材を使うと、試験に特化したトレーニングが可能です。
英会話アプリやオンライン英会話の利用も有効で、実際の会話を聞いたり自分で話したりするトレーニングになります。リスニング力の向上にはゲームやアプリが効果的。遊び感覚で学べるため、子どものモチベーションを維持しながら学習を進められます。
子ども向けの英語番組・映画・YouTubeチャンネルを通して、楽しみながら日常英語の聞き取り力を強化できます。
未知の単語に遭遇したときの対処法を学ぶことも大切です。文脈から意味を推測するスキルや単語の記憶はリスニング力強化に欠かせません。日常生活での聞き取りから始め、徐々に英検の形式に慣れることで、実践的な力がつきます。
定期的に模擬試験を実施し、実際の試験環境を体験することも大切です。試験に対する不安を減らし、英検のリスニング試験対策が可能になります。
» 英検リスニング試験の対策法を紹介!
英文法
英文法は英語を正しく理解し、使うために必要なルールです。小学生が英検で良い成績をとるためには、英文法のルールを学ぶことが大切です。
»英語の文法を0から学ぶ!
文を作るときにどのように単語を並べるのか、どんな時にどの時制を使うのかなど、基本的な文法を覚えましょう。英語の文章が正しく書けるようになります。
例えば、物語を読むときには主語と動詞が合っているかを確認すると、誰が何をしているのかがわかります。過去の話をするときには過去形を使うことで、話が過去に起こったことを伝えることが可能です。
英文法のルールを知っていると英語の意味を正確に捉えられるので、英検の読解問題で高得点が取れる可能性もアップします。
比較級や最上級を覚えることも大事です。覚えることで、以下のように表現できます。
- 比較級:My dog is faster than your dog.(私の犬は君の犬より速い)
- 最上級:He is the tallest in the class.(彼はクラスで一番背が高い)
関係代名詞や関係副詞を学ぶと、文をスムーズにつなげられます。以下のように受動態と能動態を使いわけることも、文章を豊かにするために役立つでしょう。
例えば「An apple was eaten by John.(リンゴがジョンによって食べられた)」を「John ate an apple.(ジョンがリンゴを食べた)」と表現します。使い分けることで、活発でダイナミックな印象になります。
以下の英文法を理解すれば英検だけでなく、英語をうまく使うための基礎を築けます。
- 主語と動詞の一致
- 現在形、過去形、未来形の使いわけ
- 不定詞と動名詞の使用
- 助動詞の正しい使い方
- 時制の一致と例外
- 比較級と最上級の形成と使い方
- 関係代名詞と関係副詞の使用
- 受動態と能動態の構築と使いわけ
- 疑問文の作り方と応答方法
- 命令文と応答
- 接続詞と文の結合
- 直接話法と間接話法
- 前置詞の正しい使用と位置
- 冠詞の規則と例外
- 不規則動詞の過去形と過去分詞形
- 現在完了と過去完了の使いわけ
- 条件文のタイプと使用方法
- 疑問代名詞と疑問副詞の使い方
- 数えられる名詞と数えられない名詞の区別
- 不定冠詞 a/an と定冠詞 the の使いわけ
スピーキング
スピーキングの上達は日常的な練習によって効果的に進められます。友達や家族と英語で会話すれば、スピーキング能力を鍛えられます。英語の歌を歌うことや童話を読むことも発音の練習になり、英語のリズムやイントネーションを自然に身に付けられるでしょう。
オンライン英会話サービス、スマートフォンアプリの利用もスピーキング力の向上に役立ちます。自宅でネイティブスピーカーと対話できる機会が増え、実際の会話経験を積めるからです。特にゲーム形式のアプリは、楽しみながらスピーキング練習を継続する助けになります。
英検のスピーキング試験対策として、過去問や模擬テストを使った実践的な練習も有効です。試験形式に慣れることで緊張を和らげられます。英語の発音やスピーキングスタイルを録音して後で聴くことで、自己評価や他人からアドバイスがもらえるでしょう。
スピーキング能力がアップすれば、英語力全般の向上にもつながります。小学生のうちから積極的に取り組みましょう。
» 英検のスピーキングの基本と効果的な練習方法を解説!
ライティング
ライティングスキルは、英語学習の中でも重要な要素。小学生が英検のライティング対策をする場合、基本から学ぶことが肝心です。英語で文章を書けば、語彙・文法・表現力が総合的に向上します。
具体的な練習方法として、英語で日記を書くことがおすすめ。日常的に英語を使えるようになるためです。優れた英文を模写することで、正しい英語表現を自然と身に付けられます。
創作活動もライティング能力の向上に有効です。例えば、簡単な英語の絵本や物語を自分の言葉で書き換えてみましょう。楽しみながらスキルを伸ばせます。ライティング練習を取り入れることで、子どもは英語での表現力を育てられます。英検を受験するうえで自信を深められるでしょう。
英検の申し込み方法と受験当日の流れ
英検受験の手続きや当日の流れは小学生に限らず、受験生全員が同じです。本章を読んで、受験当日は慌てないように対応しましょう。
英検の申し込み方法
英検を受験する際の申し込みは、公式ウェブサイトや提携団体のウェブサイトから可能です。申し込みには以下の基本情報を入力する必要があります。
- 氏名
- 生年月日
- 住所
顔写真のデジタルデータのアップロードが求められ、受験票に使用されます。小学生は5級から準2級までの級を選べるため、自己のレベルに適した級の選択が重要です。
受験料は級によって異なるため、金額を確認してから支払い方法を選びましょう。受験日や受験会場の選択も必要です。自宅から通える範囲とスケジュールを考慮して会場を選びます。
申込みが完了すると受験票がメールで送られるので、印刷し試験当日に持参します。身分証明書や筆記用具も忘れずに準備して、試験がスムーズに進むようにしましょう。
英検の受験料と支払い方法
英検の受験料は級によって異なります。小学生でも受けられる5級の受験料は最安です。支払い方法は以下のとおりです。
- クレジットカード
- コンビニ支払い
- Pay-easy(ペイジー)
オンライン申し込みの場合、クレジットカードを使用すればスムーズに決済できます。申し込み書に記載された払込票を使用すれば、コンビニ、銀行、郵便局でも支払いが可能です。
支払い完了後は受験票の受け取り方法を選ぶ必要があります。郵送での受け取りや自宅のプリンターでの印刷が選択できます。
受験料の返金は原則できないため、気をつけてください。早期割引やグループ割引の適用など、割引を利用すれば受験料が安くなるケースもあります。
英検試験当日の流れ
英検試験当日に慌てないためにも、事前準備が大切です。試験会場へのアクセス方法や試験開始時間を確認してください。
試験当日には受験票と筆記用具を持参します。試験開始の30分前には会場に到着しておきましょう。余裕を持って受付手続きができ、緊張を和らげる時間も確保できます。
受付では受験票と身分証明書の提示が求められることもあるため、準備しておくと安心です。指定席に着席後は、解答用紙の記入方法をチェックし、試験官の指示に従って試験を進めていきます。
筆記試験とリスニング試験は順番で行われます。スピーキング試験がある場合は、筆記・リスニング試験後か別日に実施されます。
試験終了後は試験官の指示に従い教室を退出しましょう。解答用紙や受験票の保管に関する指示を守ることも重要です。
事前に英検試験当日の流れを把握すれば、スムーズに過ごせるでしょう。
【親向け】英検受験の心構えと英検に落ちたときの対処法
小学生の子どもが英検受験をするときには、親のサポートも大切です。本章では以下の内容を解説します。
- 英検受験の心構え
- 子どもの英語学習に対するストレスを減らす方法
- 英検に失敗したときの対処法
英検受験当日に子どもが最大限の力を発揮できるよう、サポートしていきましょう。
英検受験の心構え
子どもの成績に注目するのではなく、学習過程で得られる経験や知識の価値を理解することも大切です。長期的な目標を設定し、日々の努力を積み重ねていきましょう。以下の生活スキルが向上します。
- 言語能力
- 自己管理能力
- 時間管理能力
試験日前から子どもの緊張を軽減する方法を見つけることも、英検合格に欠かせません。子どもが英検を楽しむ気持ちを支えてあげることが大切です。英語学習に失敗したときも応援することで、柔軟な姿勢を育めます。
英検の結果後に新しい目標を立てることで、子どもはモチベーションを保てるでしょう。
子どもの英語学習に対するストレスを減らす方法
子どものストレスを減らすためには、積極的にコミュニケーションをとることが大切です。子どもの日々の悩みや不安に共感し、理解を示しましょう。子どもは心強さを感じ、ストレスが軽減されます。子どもの成功体験を褒めることで自己肯定感が育ち、ストレス耐性が向上します。
子どもの健康的な生活習慣を支えることも、ストレス管理には欠かせません。以下の行動は、ストレスを和らげられます。
- 十分な睡眠
- バランスの取れた食事
- 適切な運動
休憩を適度に取りつつ、勉強の計画を立てることも大切です。子どもが達成感を感じやすくなり、モチベーションを保つのに役立ちます。
子どもにとって、興味や趣味に没頭する時間はストレス解消に大きく寄与します。英検を受験するうえで、適度なレベルから挑戦させることが大切です。
子どものストレス対策として、専門家にアドバイスを求めることも良いでしょう。カウンセラーや塾の先生からの助言は、子ども自身だけでなく、親子のストレスマネジメントにも貢献します。
英検に失敗したときの対処法
子どもが英検に落ちたときは、落ち着いて次のステップに進むことが大切です。英検の結果は、英語力を測る一つの指標に過ぎません。失敗によって得られる学びは大きく、よりよい成果へとつながります。
失敗した要因をしっかりと分析し、次回に活かすことが重要です。例えば、リスニングが苦手だと感じたら、日常的に英語の音声に触れる習慣をつけましょう。
専門家に相談して、サポートを受けながら学習を進めることも有効です。
英語学習自体を楽しむことで、持続可能な学習習慣を築けます。失敗を経験として捉え、次の試験に自信を持って挑む準備を整えましょう。
まとめ
英検取得に向けて、小学生から英語学習を行うことで、以下の能力が向上します。
- 語彙力
- 読解力
- 話す力
英語初学者ならまずは5級から挑戦していきましょう。
英検に合格するためには、英単語、リスニング、英文法、スピーキング、ライティングの勉強が欠かせません。しかし、英語学習を詰め込みすぎてしまうと子どもにストレスがかかり、試験当日までプレッシャーを感じてしまいます。
子どもに英語の勉強をさせるだけでなく、子どもに寄り添うなど支援していくことが大切です。英検の試験当日まで親も協力しましょう。
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