- 英検5級を受験する最適な年代を知りたい
- 英検のCSEスコアが何かわからない
- 英検5級の試験の流れについて知りたい
オンライン英会話を受講している様子
我が家ではこれまで20社以上のオンライン英会話を体験し、主人は英語の学び直し・子どもは3才~おうち英語をスタートさせています♪
現在は多くの小学生も受験に挑戦する英検5級。
英検5級の受験を考えている方は、試験の合格基準や、内容を把握しておくことが重要です。この記事では、合格率や合格点の仕組み、英検5級の勉強法まで詳しく解説します。
本記事を読むことで、英検5級の合格に必要なことがわかり、スムーズに受験の準備をすることができます。
\娘の体験記はこちら/
英検5級の合格率を解説
英検5級の合格率は、平均して70〜80パーセントです。英検5級は英語学習の初級レベルに当たり、基本的な英単語や文法を理解していると合格しやすいです。英検5級の合格率について、以下の2点を解説します。
- 合格率に影響を与える要因
- 年代別・学年別の合格率の違い
合格率に影響を与える要因
英検5級に合格するには、日々の学習習慣と質が大切です。効果的な学習と試験対策の程度が、合格率に影響します。英語を覚えるために、日常生活でも英語を使用すると効果的です。試験対策として、過去問題の練習問題や模擬試験を行いましょう。
試験当日までモチベーションを維持するために、明確な目標が必要です。目標を立てて、試験日まで学習に充てる時間を十分に確保してください。試験当日は体調管理や時間配分に気を付けると、合格率が上がります。
年代別・学年別の合格率の違い
英検5級の合格率は、学年や年代によって異なります。小学校低学年は、英語の基礎学習が始まり、新しいことに対する好奇心と吸収力が高いので、合格率が高いです。小学校高学年になると、学習内容が複雑になり、合格率が少し下がります。中学生や高校生以上では、合格率は安定しています。
英検5級に対する目標意識が明確になると、合格率が高くなる傾向です。高学年になるほど目標意識を明確にできます。目標意識に合わせて、各学年に適した学習方法を選びましょう。
英検5級の合格基準
英検5級の合格基準について、以下の3点を解説します。
- 合格点の仕組み
- 合格に必要なスキルと知識
- CSEスコアとは英語の能力を測る共通の基準
合格点の仕組み
合格点の仕組みとして、筆記とリスニングテストの合計で850点満点中419点以上が必要です。どちらか一方だけが高得点でも、もう一方が低いと合格は難しいです。
合格基準点は、年度や回によって多少の変動があります。試験にはスケールスコア(CSEスコア)が用いられ、合格点は試験の難易度に応じて調整されます。CSEスコアは、受験者が平等に受験できるための仕組みです。
合格に必要なスキルと知識
英検5級を合格するには、いくつかのスキルと知識が求められます。具体的には以下のとおりです。
- 日常英語で使われる単語やフレーズの理解
- アルファベットの正確な書き取り能力
- 簡単な英文を読む読解能力
- 日常的な会話が理解できるリスニングスキル
- 基礎的な文法知識
合格の目標として、短い文章や簡単なストーリーを読んで、内容を理解できるようになりましょう。日常的な会話が理解できるまで、日々の生活で積極的に英語に触れることが重要です。
CSEスコアとは英語の能力を測る共通の基準
CSEスコアとは、英語の能力を測るための点数のことです。さまざまな英語のテストで共通の基準として使用されます。スコアは0~3600点の範囲で、各級の合格には特定のスコアが設けられます。
英検5級のCSEスコアは以下のとおりです。
- 筆記は425点満点
- リスニングは425点満点
- 両方の得点が419点以上で合格
英検5級に合格するには、筆記とリスニングのCSEスコアを合計して419点以上必要です。CSEスコアは、読解力や聴解力、会話力、筆記力の4つのスキルの総合力を測定します。具体的なCSEスコアの採点基準は公開されていません。
英検5級の試験内容と形式
英検5級の試験内容は、初めて英語の試験に挑戦する方や、基礎英語力を身に付けたい方に適したレベルです。英検5級の形式は、筆記とリスニングで構成されています。試験の流れと時間配分と、筆記とリスニングの問題形式について解説します。
試験の流れと時間配分
英検5級の試験時間は、合計で60分です。試験は筆記とリスニングに分かれているので、時間配分が重要です。適切な時間配分に注意すると、良いパフォーマンスを発揮できます。
具体的な時間配分は以下のとおりです。
- 筆記
- 筆記問題に費やせる時間は35分です。リーディングの問題は選択式と記述式が混在しているため、時間に注意して解答してください。
- リスニング
- リスニングの試験時間は25分間です。聞き取り能力が試されます。
時間配分を意識すると、落ち着いて問題に取り組めます。時間が必要な問題を先に解答することがおすすめです。試験の最後には解答用紙を確認する時間があるので、答えが正しくマークできているかチェックしましょう。
» 英検合格の鍵は時間配分!効率的な時間活用法を解説
筆記とリスニングの問題形式
英検5級の筆記試験とリスニング試験は、英語の基本的な力を試されます。具体的な問題形式については以下のとおりです。
- 筆記
- 筆記試験では、英単語や英文法、英文読解の知識が問われます。主に四肢択一問題が用いられ、選択肢の中から正しいものを1つ選ぶ形式です。ヒントとして、絵やイラストが記載されている問題もあります。
- リスニング
- リスニング試験では、日常生活で使われる基本的な英語の会話の知識が問われます。音声だけで内容を聞き取り、簡単な質問に正しい答えを選択する形式です。文字情報が無いため、音声に集中する必要があります。
英検5級の試験は、英語の基本的な単語や文法、読解力や聞き取り能力が必要です。
» 英検5級を目指す!試験の概要や合格のコツをわかりやすく解説
英検5級の勉強方法
英検5級は英語初心者が最初に挑戦するレベルです。日常的に英語に触れ、学習の焦点を絞りましょう。英検5級の勉強方法として、以下の4点を解説します。
- 単語
- 文法
- 筆記
- リスニング
単語
英検5級では、基本的な英単語を覚えておくと、筆記やリスニングが合格しやすいです。効果的な学習方法として、毎日の反復学習が重要です。単語を短いフレーズや例文に組み込んで覚えると、意味だけでなく使い方も学べます。
具体的な勉強方法は以下のとおりです。
- 英検5級に頻出する単語リストを活用する
- 単語の掛かれたイラストやカードを使う
- ゲームやアプリを活用する
- 単語帳やフラッシュカードを使う
- 英語の歌や動画を視聴する
単語を覚える際は、ネイティブスピーカーの正しい発音を聞いて覚えることが重要です。実際の試験問題を使うと、実践的な力を身に付けられます。単語学習は毎日継続することが大切なので、さまざまな方法を組み合わせて、楽しみながら学習を進めましょう。
» 英検5級合格に必要な単語数と頻出する単語リスト
文法
文法とは、言葉を正しく並べるためのルールのことです。英検5級合格には、基本的な文法を理解し、適切に使いこなすことが必要です。文法を学習すると、筆記やリスニング能力も向上します。文法を覚えるまで、何度も練習しましょう。
文法の一例として「主語と述語の一致」があります。「現在形」と「過去形」の使い分けも大切で、話の内容が現在か過去かによって変わります。「can」「must」「should」などの「助動詞」の違いについても理解しましょう。
筆記
筆記は、基本的な英文の理解力があるかを測るテストです。日常生活で見かける、単純な会話や物語を読んで理解する力が求められます。短い文章を読みながら主要な単語の意味を抽出し、文の構造を理解することで、効果的な学習ができます。
英検5級の筆記試験にはいくつかの短い文章が出題され、内容に関する質問に答える形式が一般的です。学習する際には、子ども向けの物語や写真についての、簡単な説明文を読む方法がおすすめです。
筆記試験では、読むスピードと文の構造の正確な理解が求められます。速くて正確な読解力を身に付けるためには、時間を意識しながらの練習が大切です。限られた時間の中で文章を素早く読み、理解する練習をしましょう。
リスニング
英検5級を合格するには、リスニング力は欠かせません。リスニングは、日常英会話や簡単な文章を聞き取る力が求められます。リスニング力を高めるには、短い英語の会話や文章を何度も聞いて、耳を慣らすことが重要です。
実際の試験では、さまざまな状況下で使われる英語を聞き分け、内容を正確に理解する必要があります。合格のためには、音声教材や英語学習用アプリを活用して、リアルな英会話に触れる機会を増やすことがおすすめです。
» 英検のリスニング試験の対策法を紹介!
英検5級の合格率が上がるための具体的な対策
英検5級の合格率を上げるためには、計画的かつ効果的な学習が重要です。以下の4点について解説します。
- 学習のスケジュールを作る
- 単語の暗記を効率的に進める
- 過去問を繰り返し解く
- 英検5級に必要な文法の基礎を固める
学習のスケジュールを作る
英検5級の合格には、毎日の学習が欠かせません。長期的な学習のスケジュールを作ることで、効果的に学習を進められます。試験日を明確に設定し、週ごとに具体的な目標を設定しましょう。毎日学習を進めると、学習効果を感じられ、モチベーションにもつながります。
週ごとの具体的な目標には、英語の必要なスキル、聞く、読む、書く、話すをバランスよく含めましょう。定期的に復習のスケジュールを組むことで、知識として定着している点と、定着していない点がわかります。
単語の暗記を効率的に進める
単語を効率的に暗記する方法として、スペースドリピーティション(間隔反復法)をおすすめします。スペースドリピーティションは、忘れる前に何度も復習を行うことで、知識を長期的に記憶する方法です。
具体的な方法は以下のとおりです。
- 単語カードや専用の学習アプリを使う
- 日常生活で新しい単語を積極的に使う
- 学習した単語を関連づけて覚える
一定期間ごとに自分自身で単語テストを行い、理解度をチェックしましょう。
過去問を繰り返し解く
過去問を繰り返し解くことは、英検5級の合格に効果的です。過去問を繰り返し解くことで、試験で出題される形式に慣れ、必要な時間配分が身に付きます。実際の試験と同じ時間制限を設けて過去問を解くと、より効果的です。
解いた過去問の間違った部分を分析し、同じミスを繰り返さないことが大切です。複数年分の過去問を解いて、自分の得意な点と不得意な点を見極めましょう。過去問を解いた数だけ、試験日に自信を持って臨めます。
英検5級に必要な文法の基礎を固める
英検5級では、基本的な文法知識が問われるので、合格には文法の基礎の理解が重要です。文法がしっかりと理解できていれば、筆記やリスニングなど他のスキルも向上します。
以下の文法の基礎を理解しておきましょう。
- 主語と述語
- 文法の基礎は、主語と動詞の一致が重要です。主語が単数か複数かによって動詞の形が変わります。
- 時制
- 現在形や過去形、未来形などの時制の違いを理解し、それぞれの時制に合った文を作る必要があります。
- 疑問文
- 特殊疑問文(どこ、なぜ、いつ)で始まる文法知識が必要です。
- be動詞と一般動詞
- be動詞(amやis、are)を使った文と使わない文があるので、違いを学びましょう。
- 所有格や前置詞
- 所有を示す場合の「s」の使い方や、時間や場所を表す「in」「on」「at」の使い方が問われます。
文法の基礎をマスターすると、英検5級の試験で高いパフォーマンスを発揮できます。
英検5級の受験に関するよくある疑問
英検5級の受験に関するよくある質問をまとめました。英検5級の受験を検討している方は参考にしてください。
受験する最適な時期はいつ?
子どもの受験に最適な時期は、幼稚園から小学校低学年にかけてです。小学校低学年のころには、学びの基盤がしっかりと形成されており、学校の授業内容が頭に入っています。子どもが英語に興味を持ち、モチベーションが高まっている時期なので、合格できる可能性が高いです。
夏休みや春休みなど、学校の休暇を上手く活用し、休み明けに受験を計画するのが効果的です。英検の試験日程を事前にチェックし、十分な準備時間を確保しましょう。
» 小学生で英検合格を目指す!勉強方法と親ができるサポート
英検5級の受験料と申込み方法は?
英検5級の受験料は3,300円(税込)です。申込みはインターネット上の公式ウェブサイトや、一部の書店からできます。申込みは試験の約2か月前から開始されるので、早めに申込みましょう。
オンライン申込みでの支払い方法は以下のとおりです。
- クレジットカード
- コンビニ支払
- 郵便局ATM(Pay-easy)
書店から申込む際は、特約書店でしかできない点に注意が必要です。特約書店は、申込み受付期間中は英検のポスターを掲示しており、全国主要都市に約3,500店あります。特約書店に検定料を支払い、申込書を英検協会に送付すれば申込みできます。
スピーキングテストは必要?
スピーキングテストは、必須ではなく任意です。スピーキングテストは、筆記試験とは別の評価基準を用いて採点されます。合格するとスピーキングの能力を証明する証明書がもらえます。スピーキング能力を今後アピールしたい場合や、将来の学習目標に応じてテストを受けるかどうかを考えましょう。
まとめ
英検5級の合格率は、年代や学年によって異なります。合格基準として、合格点の他にCSEスコアがあるので、筆記とリスニング、両方でバランス良く点を取る必要があります。試験時間は60分なので、筆記とリスニングの適切な時間配分に注意が必要です。
勉強方法には、単語や文法、筆記やリスニングの練習が不可欠です。日頃から英語に慣れておき、ゲームやアプリを活用して楽しく学びましょう。受験する最適な時期や受験料、申込み方法やスピーキングテストについて疑問がある方は、記事を参考にしてください。効率的な学習計画を立て、英検5級の合格を目指しましょう。
\本当におすすめできる!/
▼オンライン英会話の決定版▼